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購入額の伸び率がすごかった令和元年の好調カテゴリーランキング、3位カツオ油漬け缶詰、2位ビネガードリンク、1位は?

2020.04.15

タピオカ、こすらないバス用クリーナー、ビネガードリンクなど、2019年は多くのヒットアイテムに恵まれた1年だった。それでは、もっとも売れたものは何だったのか。

国内最大規模の消費者パネル、SCI(全国消費者パネル調査)の購買データをもとにインテージが発表した『好調カテゴリーランキング』を見てみよう。

根強い健康志向!「2019年好調カテゴリーランキング」

購入額の伸び率ランキングで栄えある1位に輝いたのは、前年比131%の「デザートドリンク」。その原動力になったのが、このカテゴリー内にあるタピオカドリンクだ。

全国各地にショップがオープンし、店の前には長蛇の列という光景が定番に。原材料の不足が報道され、「タピ活」という言葉もでき、社会現象にもなるほどの盛り上がりを見せた。 

2016年の調査開始以来、1位になるカテゴリーの最大の理由が健康志向だったが、単純においしさ、そしてインスタ映えに象徴されるSNSの発信力などで選ばれたことで、今後のトレンドが変わる潮目が来たのかもしれない。

データ:SCI 集計期間:2019年1月~10月 指標:年間平均購入額の対前年の増加割合

対象:食品・飲料・日用雑貨品のインテージ標準カテゴリーのうち年間購入者が全消費者の10%以上のもの

根強い健康志向 2~4位は健康関連

1位こそタピオカパワーで「デザートドリンク」に譲ったが、2~4位に入ったのはやはり健康志向関連だった。小数点以下1位までの集計で、2位は「ビネガードリンク」と「カツオ油漬け缶詰」が124.2%の同率で並んでいる。

「ビネガードリンク」は2017、2018年と、ともに前年比118%で4位だが、今年は更なる伸びを示している。健康のために酢の入ったものを飲むというのは完全に定着してきているようで、特に50代、60代、70代で売れていることが分かる(図表2)。

「カツオ油漬け缶詰」は、2018年に1位で魚缶詰ブームを作ったサバ缶の流れ。イワシ缶を経て、比較的安価なカツオにまでブームは波及していた。僅差の4位は123.8%の「かに足かまぼこ」で、筋肉を作る最強食材で血糖値上昇も抑えるなどとして、テレビでも取り上げられ、大きく数字を伸ばした。

5位は日用雑貨品では久々の大ヒット。こすらないバス用クリーナー

はやり廃りが大きい食品・飲料関係が上位を占めることが多い中、5位に入ったのが「バス用クリーナー」。

こすらないで洗剤をかけて少し放置し、その後洗い流すだけでいいという新商品が発売され、大ヒットとなった。今までの概念をひっくり返した画期的な商品が、カテゴリー全体の売り上げを大きく伸ばしている。

手軽に済ませたいという、生活者のニーズを考えると、今後さらに売り上げを伸ばしていく可能性を秘めている。

8位・大人用紙おむつ、9位・マスクも食品・飲料以外

6位は昨年1位の「サバ缶」、7位は主力商品の好調さに加え、インフルエンザ予防にも効果があると言われた「紅茶ドリンク」が入ったが、8位は「大人用紙おむつ」、9位も「マスク」と、こちらにも食品・飲料以外が入った。

「大人用紙おむつ」は高齢化社会を進んでいる日本を象徴するカテゴリーでもあるが、履くタイプのものだけでなく、CMでも流されることが多い軽失禁用パッド型などの売り上げが伸びている。

マスクは2016、2017年でも5位に入っている右肩上がりの定番カテゴリーとなっているが、2019年も天候不順などもあり、風邪・インフルエンザ対策などで需要が増えている。また多少値段が高くても高機能なものが主流となる傾向も見えてきた。

過去3年の順位は? キーワードはやはり健康志向

最後に過去3年の順位を見てみよう。やはり目につくのは健康志向。2016年は「甘酒」が182%と圧倒的な数字をたたき出し、続いて「蜂蜜」、「ヨーグルトドリンク」などの顔ぶれになった。

2017年も「甘酒」が187%で2連覇。「トマトジュース」、「米飯用穀物(もち麦など)」と続く。2018年は2強の戦いとなったが、151%で「サバ缶」が1位、2位に148%で「サラダチキン」が入った。3位以降は「無糖炭酸水」など飲料が続いている。

2019年は新たな潮流が見られたが、健康関連はメディアでも多く取り上げられているだけに、2020年以降も底堅い需要がありそうだ。

構成/ino

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