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ストレスにうまく対処する技法「ストレスコーピング」が上手な人と下手な人の違い

2020.04.14

在宅勤務や外出自粛、経済面の影響など、新型コロナウイルスの感染拡大により、ストレスが重なりがちな今、「ストレスコーピング」で上手く対処して、この時期を乗り越えたい。

そこで今回は、ストレスコーピングの上手い人と下手な人の違いと、ストレスコーピングの成果を出すポイントを、心と身体の「早期予防思考」を提案し、コーチング、セミナー、講演を行う桐山淳子さんに聞いた。

ストレスコーピングが上手い人と下手な人との違い

ストレスコーピングとは、人間がさまざまな場面でストレスを感じたとき、上手くストレスに対処する技術・技法のこと。基本的な内容や種類については「ストレスコーピングの基本」の記事で解説している。

ここでは桐山さんにストレスコーピングが上手い人と下手な人の違いを聞いた。

「ストレスコーピングが上手い人とそうでない人の違いはシンプルです。それは『自分を知る』『自分がどんなときにストレスを感じるのかを知る』『対処する』ことをするか、しないかです。

コーピングは自分の本当の感情に気づき、主体的に、能動的に行動することで感情をコントロールする技術だからです。

コーピングは単なる『ストレス対処技術』ではありません。昔も今もこれからさらにAI時代が到来しても、人である限り必要な技術であり、仕事でもプライベートでも必要とされる人間関係に、ますます大きく関わってくるものだと考えます」

ストレスコーピングの成果を出すには?

ストレスコーピングは、主体的に行い、自分で能動的に成果を出していくもの。そうなると、いかに成果を出せるかが重要になってくる。

そこで桐山さんに、ストレスコーピングの3つの型のうち、「問題焦点型」と「情動焦点型」について、成果を出すポイントを聞いた。

1.問題焦点型コーピング
原因を解決することに重点を置く方法

「問題にいつも立ち向かうばかりではなく、人間関係や今いる環境を変化させることがポイントです。例えば、自分だけでは解決しそうにない問題を、家族や仕事仲間に相談するなど。この情報化社会、自分で調べることで解決できるものもあります。

コーピングの成果を出すためには、起こっている出来事の事実は何か、自分の解釈ではないかを見分けること。また、問題そのものである、ストレスの刺激となるもの『ストレッサー』へ働きかけることも大切です。

仕事やプライベートでは『相手』がいることから実行が難しい場合も多いです。相手はコントロールできないためです。つまり自分がコントロールできることから取り組むことがポイントといえます。

家族や仕事仲間に相談するのも同様に、日頃の人間関係力、コミュニケーション力の積み重ねを心がけることが、問題解決への時間やストレス軽減にかかわります」

2.情動焦点型コーピング
感情の制御に重点をおくもの

「ストレッサーそのものに対してではなくて、それによってもたらされる心や身体へのストレス反応への働きかけを行います。

例えば、つらいと思う気持ちを変化させたり、自分が自分に話しかける独り言『セルフトーク』を変えたりして感情のコントロールをする方法があります。

また認知のゆがみを知ることも大事です。認知のゆがみとは、思考のくせ、評価・捉え方の差のことです。事前に、自分はどんな思考のくせがあるのかを知っておくと、出来事が起こった後にストレスを感じてしまうのではなく、出来事に直面したとき、“つい当たり前に捉えてしまっている自分の思考”か、変換した“ストレスを感じにくい思考”かを選ぶことができます。特に自分に話しかけるセルフトークは1日60,000回と言われており、知らず知らずに自分の感情やもっと奥深い場所まで影響します。それはネガティブも、ポジティブも同様です」

桐山さんはストレスコーピングを行うに当たり、次のようにアドバイスする。

「ストレスでできる心や身体のひずみは、ありがたいことに元に戻るようにできています。ストレスに上手く対処するには、身体に取り入れる栄養素の働きや適度な運動も関係していますし、実は良いストレスもあります。ストレスは悪いばかりと決めつけないで、自分のバランスを取っていく、仕事もプライベートも充実させていくためのメッセージと捉え、そのひとつの手段としてコーピングを取り入れられることをおすすめします」

今のストレスが多い時期こそ、自分のストレスコーピング技術が試されるとき。そう思って、上手く対処しよう。

【取材協力】

桐山淳子さん
コーピングインスティテュート認定コーピングコーチ 、サプリメントライフアドバイザー 、JADP 上級心理カウンセラー
長期的にみて重要なことは、「自分の心と身体は じぶんで選んでつくるチカラ。」いう信念のもと、心と身体の「早期予防思考」を提案
心身共に美しくバランスの取れた人を作り出し、この価値観に共感する人を増やしている。また、心と体は繋がっていると強く思うことから、分子栄養学の専門家にも師事。美と健康と心に関わる事業、コーチング、セミナー、講演を行なっている。
https://profile.ameba.jp/ameba/shinayaka6/

取材・文/石原亜香利

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