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おうちごはんで陥りがちな4つの失敗と買っておくべき食材

2020.04.12

外出自粛や在宅勤務により、在宅での食事が増える中、できるだけインスタントやレトルト食品ばかりの生活にならないようにしたいもの。うまく食材を「まとめ買い」して、在宅ごはんを賢くやりくりしたいものだ。そこで「まとめ買い」のポイントや、食材の活用法を、料理研究家・ラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに聞いた。

「まとめ買い」とは?

まずは「まとめ買い」とは何か、基本を押さえておこう。

「『まとめ買い』とは、買うものを事前に計画し、1回の買い物で3日分、1週間分、1ヶ月分などで使える食材をまとめて買うこと。

買い物の回数が減らせるので、無駄なものを買う機会が少なくなり、お金の節約につながります。さらに、毎日スーパーに行くといった余分な時間が減らせるので、食事作りもラクになり、日々の時間にゆとりも生まれます。つまり『まとめ買い』をすることで、お金&時間の節約につながるのです。買い足さずに、『あるもので何とかしてみよう』といった行動により、料理の腕が上がる人もいます」

「まとめ買い」に慣れていない人が陥りがちな失敗例4選

しかし「まとめ買い」に慣れていないと、不要なものを買ってしまったり、必要以上の量を買ってしまったりと失敗しがちだ。島本さんによくある失敗例とその解決策を4つ挙げてもらった。

1.家に帰ったら同じ食材があった

「買い物に出る前に、必ず冷蔵庫の中をチェックしましょう。今ある食材や使いかけの食品を無視して、新たに買い足せば、当然使い切れません。ストックがあるのに同じものを買ってしまうダブり買いも防げます。買い物前にスマホなどで冷蔵庫内の写真を撮っておくと、時間がないときでも在庫チェックがしやすくなります」

2.中途半端に残った野菜が傷んでしまった

「パプリカ半分、ニンジン1/4本など、中途半端に残った野菜は庫内で迷子になりやすいので、使いかけ野菜のボックスを作って上段に置き、一か所にまとめておきましょう。見やすい場所に半端野菜を置くことで、使い切ろうという意識が生まれ、献立も立てやすくなります。半端野菜だけで、浅漬けやスープなどを作れば、あと1品欲しいときなどにも便利です」

3.冷凍した肉・魚がおいしくない

「購入したパックごと冷凍していませんか? パックごと冷凍すると、庫内の嫌なにおいを吸収し乾燥でパサついてしまいます。おいしく冷凍する基本は小分け冷凍と、ダブル保存です。ダブル保存とは、二重に包んで保存すること。最後まで食べきるためには、よく使う量ごとにラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう」

4.いつ冷凍したか分からない

「何が入っているか、いつ冷凍したかがひと目で分かるように、冷凍用保存袋の上部に中身と日付を必ず書いておきましょう。冷凍した食材の保存期間は1ヶ月がめやす。日付を書いておくことで、使い忘れが防げます」

「まとめ買い」するときに買っておいたほうが良い食材

次に、「まとめ買い」をするときに買っておいたほうが良い食材を具体的に教えてもらった。

●肉・魚

「普段よく食べているものを少し多めに買い置きしておくと便利です。例えば肉や魚。安い日にまとめ買いをして、すぐに使うもの以外は冷凍保存しておきましょう。使いやすい大きさに切ってラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、保存期間は1ヶ月になります。必要なときに解凍して料理に使いましょう」

●じゃがいも・たまねぎ・ニンジン

「野菜の中でも、じゃがいも、たまねぎ、ニンジンは、常備しておくと便利。他の野菜に比べて傷みにくく、主菜から副菜まで、使い道もいろいろ。じゃがいもとたまねぎの保存は常温でOKですが、気温の上がる6~9月は芽が出やすく傷みやすくなるので、新聞紙やポリ袋などで包んで野菜室で保存すると、1ヶ月ほど長持ちします。ニンジンは1本ずつキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ野菜室へ。3週間ほど持ちます」

●冷凍食品

「冷凍食品もおすすめです。なかでも冷凍野菜は保存性が高く、下ごしらえ済みなので火の通りも早いため、時短調理に便利。栄養素もキープしてあるので、彩りにちょっとだけ加えたいときにも便利です。冷凍食品の特売日にまとめ買いするといいですね。レトルトや缶詰など、普段多く食べているものを少し多めに買い置きしておくことで、災害時にも備えることができますよ」

「まとめ買い」におすすめ調理法「下味冷凍」

「まとめ買い」をしたら、特に保存方法が大事だということが分かる。その保存と半調理が同時にできる「下味冷凍」という方法があるそうだ。

「肉や魚などは、そのまま冷凍しても便利ですが、個人的には『下味冷凍』もおすすめです。これは下味をつけてから冷凍する方法。フリーザーバックに肉や魚などの素材と調味料を入れて、よくもみ混ぜてから冷凍するだけなので簡単です。冷凍すると素材の細胞膜が壊されるので、調味料がよく染み込んでうまみも増すんですよ。しっかり味つけされているので、調理の際に味付けする手間もありません。

忙しいと外食やレトルト、コンビニのお弁当などが続いてしまうこともありますが、下味冷凍したものがあれば、遅く帰った日でも下ごしらえがすんでいるので、パパっとメインおかずが完成します」

「例えば、鶏肉の塩麹漬け。ひと口大に切った鶏肉に塩麹を加えて冷凍します。朝、冷蔵室へ移し解凍しておけば炒めるだけで一品完成。冷蔵庫のあまり野菜や冷凍ほうれん草などを加えれば、野菜不足も解消されます。他に、豚肉と薄切りにしたたまねぎ、焼肉のタレを加えて冷凍した豚のしょうが焼きもおすすめです。

下味冷凍は、冷凍庫で1ヶ月持つので、2~3袋ほどまとめて作っておくと便利です。在宅ごはんが増えると自炊のモチベーションキープも大変ですよね。おいしいものを食べたいけど一から作るのはおっくう。そんなときにも下味冷凍は便利です」

今の時期、上手に「まとめ買い」をして、保存方法や下味冷凍をしっかりマスターすれば、在宅ごはんもより充実するだろう。ぜひトライしてみよう。

【取材協力】

料理研究家・ラク家事アドバイザー 島本美由紀さん
旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理を考案。親しみのある明るいキャラが人気で、テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活躍。「野菜保存のアイデア帖」(パイインターナショナル)など、著書は60冊を超える。http://shimamotomiyuki.com/

取材・文/石原亜香利

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