
日本全体でIT人材不足が課題となっているが、そもそも全体のレベル自体がボトムアップされておらず、経営者のリテラシー自体が低い場合が多い。こういった問題点を@DIMEの記事からピックアップしてみた。はたして、コロナ禍によって、企業は変わり、こういった問題がクリアされていくのか?
日本人のITスキルが上がらない理由
ITエンジニアになるまでの1日の平均学習時間は4時間24分、平均学習期間は?
プログラミング言語をはじめとした様々な専門技術を駆使して活躍するエンジニア。まったくの素人が同職に就くためには、いったい、どれくらいの勉強時間が必要なのだろうか? そこで今回、マンツーマンオンラインプログラミング塾「侍エンジニア塾」のブログユーザーとインストラクター50名を対象にした「エンジニアになるまでの1日の平均学習時間」についてのアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
【参考】https://dime.jp/genre/886531/
従業員のデータリテラシー不足による日本企業の生産性損失額は約1.6兆円
データは企業の成長とイノベーションを促す文化の源泉となるもの。しかし、従業員がデータを十分に理解できなければ、生産性やビジネス価値の低下につながる。 アクセンチュアとQlikが実施した世界9,000人の従業員(日本人1,000人を含む)を対象に実施した調査によると、情報、データおよび技術的問題によるストレスに起因して、企業は毎年、従業員1人あたり平均5日以上(日本では4日以上)の時間を損失している。
【参考】https://dime.jp/genre/886538/
「ステークホルダー資本主義」の時代に必要なリーダーシップを実現する5つの要素
これからの時代に必要なリーダーシップのカタチとはどんなものなのだろうか? 世界経済フォーラムがアクセンチュアと共同で実施した最新調査「Seeking New Leadership(新しいリーダーシップを求めて) https://www.accenture.com/us-en/insights/consulting/responsible-leadership 」によると、企業が業績を重視しつつ、同時に社会や環境へのポジティブ・インパクトの創出を目指す「ステークホルダー資本主義」の時代において重要となる新たなリーダーシップの実現に必要な5つの要素が明らかになった。世界経済フォーラムとアクセンチュアは、これをレスポンシブル・リーダーシップと名付けている。
【参考】https://dime.jp/genre/887984/
昇給格差が明らかに!日本のトップIT人材の給与はアジア各国と比べてなぜ低いのか?
あらゆる分野にITが活用されている今の時代。ハイレベルなスキルを身につけたIT人材ともなると、様々な業界から引く手あまたで、当然ながらかなりの高給取りとなる。 しかし、世界は広い。外資系人材紹介会社「ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン」の調査によると、日本のハイスキルIT人材や管理職の給与水準は、中国、香港(特別行政区)、シンガポールの同職種よりも低い傾向にあることが明らかになった。
【参考】https://dime.jp/genre/885155/
文/DIME編集部