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いよいよ日本上陸!創業から10年で世界的ブランドに急成長した注目のテック企業「Xiaomi」

2020.04.16

IT先進国インドでスマホのシェアを大きく広げる

2010年創業、破竹の勢いで世界的ブランドへと成長したシャオミ。スマホの販売では現在、世界第4位のシェアを誇り、2019年12月には日本市場への参入を果たした。今、最も気になるテックブランド、シャオミの全容を、専門家のコメントから解剖する!

2010年創業、破竹の勢いで世界的ブランドへと成長したシャオミ。スマホの販売では現在、世界第4位のシェアを誇り、2019年12月には日本市場への参入を果たした。今、最も気になるテックブランド、シャオミの全容を、専門家のコメントから解剖する!  シャオミ CEO 雷軍(レイ・ジュン) 1969年生まれ。2010年に、Google、モトローラ、マイクロソフトなどに在籍していた8人でシャオミを創業し、総合家電メーカーへと成長させた。現在、シャオミの会長兼CEO。  【Xiaomi Company Data】 創業:2010年4月 本社:中国北京市海淀区 売上高:約1749億元(2018年) 営業利益:約12億元(2018年) 従業員:約1万6600名(2018年)  創設背景と急成長の要因  〝中国のジョブズ〟と呼ばれるシャオミのCEO雷軍氏。8人で始めた小さな会社を世界的な企業にしたその手腕とは?   雷軍氏は大学を卒業後「キングソフト」に入社。当時は「IT業界の模範工」というあだ名がつくほどの真面目な仕事ぶりだったとか。1998年に同社社長に就任するが、上場を機に退任。その後、スタートアップ中心の投資家として成功を収めた。シャオミの起業は40歳の時。「彼を表わす最も有名な言葉は『風の吹くところに立てば、豚だって空を飛べる』。世間の流れにうまく乗れば、不可能も可能にできる、という意味です」(永井さん。以下同)。とはいえ世間の風潮に流されるわけではなく、投資先は信頼できる人の意見を重視したという。「人の縁を大変重視しており、その結果、彼を中心に『雷軍派』と呼ばれるグループができました。それがシャオミを取り巻くエコシステムの形勢にも大きく役立っています」   創業当時にシャオミを急成長させたのは「ファン」の存在だ。熱心なシャオミ(小米)ユーザーは「米粉(粉はファンを表わす)」と呼ばれ、口コミでシャオミ製品の良さを拡散。ファンミーティングなどで製品に提言し、品質向上に大きく貢献したという。「シャオミの企業活動に自分も参加しているとユーザーに実感させることが、同社のマーケティング戦略の中核でした」。こうした〝参加意識〟を持つ米粉の後押しがあってこそ、初期の急成長は果たされたのである。   現在、中国でのスマホ販売はあまり振るわないが、インドでは絶好調。世界でみるとシェアは4位だ。製品はスマホだけでなく、家電やバッグなどの幅広いジャンルに広がっている。ウエアラブルデバイス、空調機器などの売り上げも順調だ。シンプルなデザインで、安物のイメージはない。「昔はコスパオンリーのイメージでしたが、現在はハイスペックな製品も増え、デザインも好評です」   初期から掲げているシャオミのスローガンには「予想を超える」や「究極にこだわる」がある。「日本に上陸して話題になった炊飯器は、家電メーカー出身の日本人技術者が手がけ、米の炊き方を選べたり、スマホで操作できたりと、スローガンどおりに予想を超えた機能が搭載されました。日本での今後の動きに注目です」   現在、日本でシャオミ製品はAmazonのみで販売している。日本でも米粉を増やせるかが、成功のカギを握っているといえそうだ。  熱心なファンもブランドを育てた〝立役者〟  IT先進国インドでスマホのシェアを大きく広げる  損益を抑えながら業績は右肩上がりに  中国書籍翻訳家 永井麻生子さん 中国ビジネス書籍翻訳者。訳書には『アントフィナンシャル』(みすず書房)、『シャオミ 世界最速1兆円IT企業の戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。  取材・文/房野麻子

シャオミ CEO
雷軍(レイ・ジュン)
1969年生まれ。2010年に、Google、モトローラ、マイクロソフトなどに在籍していた8人でシャオミを創業し、総合家電メーカーへと成長させた。現在、シャオミの会長兼CEO。

【Xiaomi Company Data】

創業:2010年4月
本社:中国北京市海淀区
売上高:約1749億元(2018年)
営業利益:約12億元(2018年)
従業員:約1万6600名(2018年)

創設背景と急成長の要因

〝中国のジョブズ〟と呼ばれるシャオミのCEO雷軍氏。8人で始めた小さな会社を世界的な企業にしたその手腕とは?

 雷軍氏は大学を卒業後「キングソフト」に入社。当時は「IT業界の模範工」というあだ名がつくほどの真面目な仕事ぶりだったとか。1998年に同社社長に就任するが、上場を機に退任。その後、スタートアップ中心の投資家として成功を収めた。シャオミの起業は40歳の時。「彼を表わす最も有名な言葉は『風の吹くところに立てば、豚だって空を飛べる』。世間の流れにうまく乗れば、不可能も可能にできる、という意味です」(永井さん。以下同)。とはいえ世間の風潮に流されるわけではなく、投資先は信頼できる人の意見を重視したという。「人の縁を大変重視しており、その結果、彼を中心に『雷軍派』と呼ばれるグループができました。それがシャオミを取り巻くエコシステムの形勢にも大きく役立っています」

 創業当時にシャオミを急成長させたのは「ファン」の存在だ。熱心なシャオミ(小米)ユーザーは「米粉(粉はファンを表わす)」と呼ばれ、口コミでシャオミ製品の良さを拡散。ファンミーティングなどで製品に提言し、品質向上に大きく貢献したという。「シャオミの企業活動に自分も参加しているとユーザーに実感させることが、同社のマーケティング戦略の中核でした」。こうした〝参加意識〟を持つ米粉の後押しがあってこそ、初期の急成長は果たされたのである。

 現在、中国でのスマホ販売はあまり振るわないが、インドでは絶好調。世界でみるとシェアは4位だ。製品はスマホだけでなく、家電やバッグなどの幅広いジャンルに広がっている。ウエアラブルデバイス、空調機器などの売り上げも順調だ。シンプルなデザインで、安物のイメージはない。「昔はコスパオンリーのイメージでしたが、現在はハイスペックな製品も増え、デザインも好評です」

 初期から掲げているシャオミのスローガンには「予想を超える」や「究極にこだわる」がある。「日本に上陸して話題になった炊飯器は、家電メーカー出身の日本人技術者が手がけ、米の炊き方を選べたり、スマホで操作できたりと、スローガンどおりに予想を超えた機能が搭載されました。日本での今後の動きに注目です」

 現在、日本でシャオミ製品はAmazonのみで販売している。日本でも米粉を増やせるかが、成功のカギを握っているといえそうだ。

熱心なファンもブランドを育てた〝立役者〟

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IT先進国インドでスマホのシェアを大きく広げる

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損益を抑えながら業績は右肩上がりに

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永井麻生子さん

中国書籍翻訳家
永井麻生子さん
中国ビジネス書籍翻訳者。訳書には『アントフィナンシャル』(みすず書房)、『シャオミ 世界最速1兆円IT企業の戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

『シャオミ 世界最速1兆円IT企業の戦略』

取材・文/房野麻子

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