
評価の平準化が困難?人事評価業務の負担に関する調査
あしたのチームが、全国の従業員数300人以上5,000人未満で人事評価制度を導入している企業の人事管理者に「人事評価業務の負担に関するインターネット調査」を実施したところ、89.3%が人事評価業務について“負担である”と感じていることが判明した。
負担に感じた項目は「何を目標に設定すればいいかわかりにくい」56.3%で最も高くなっており、また、人事管理者の79.0%が、「人事評価のシステム化・クラウド化」をすることが人事評価業務の負担改善に有効と回答している。
あなたはこれまでに人事評価の運用において面倒、手間、負担、楽にしたいと感じたことはありますか。(単数回答) n=300 人事管理者 n=100、被評価者n=100、評価者n=100
人事評価の運用を“面倒、手間、負担、楽にしたい”と感じたことがあるかに関して聞いた結果、「一度もない」と回答した人を除き、89.3%が負担に感じたことがあると回答している。特に、人事管理者の100.0%、評価者の97.0%が負担に感じたことがあると回答した。
人事評価制度の運用ツールは?
人事評価制度の運用ツールに関して、最も回答割合が多いのは「Excelなどの一般的なソフトウェア」31.3%。次いで「自社で作成した専用システム」25.7%、いわゆる人事評価クラウドシステムである「WEBアプリ等のクラウドシステム」23.0%、「紙ベースの評価シート(外部専門会社提供、自社作成を問わず)」20.0%という結果となった。
概要
1.調査の方法:インターネット調査
2.調査対象者:全国の従業員数300人以上5,000人未満で人事評価制度を導入している企業の人事管理者(人事の取りまとめ業務を行う役職者・人事業務担当者)、評価者(部下の人事評価をすることがある役職者)、被評価者(上記に該当しない一般社員)、20歳~59歳の男女、正社員
3.有効回答数:300人(人事管理者:100人、評価者:100人、被評価者:100人)
4.調査実施日:2019年11月11日(月)
構成/ino
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