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共に同じ方向に歩んでいけるかどうか。これからのパートナー選びは「三高」「三平」「三低」から「三共」へ

2020.04.16

女性がパートナー選択に求める条件は、バブル期からバブル期以降にかけて「三高(高学歴、高身長、高年収)」、「三平(平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格)」、「三低(低姿勢、低依存、低リスク)」と徐々に変化を遂げている。

令和時代の今、謳われている条件は「三共(共通、共有、共感)」と4/16発売のDIME本誌で述べたが、その背景は一体何だったのだろうか。博報堂キャリジョ研・松井博代氏に取材を行った。

博報堂キャリジョ研・松井博代氏

恋愛に求めるものの変化が「三共」を生んだ

―そもそも「三共」のワードが登場した背景は一体何だったのでしょうか。

松井博代氏(以下松井氏):恋愛に対する①「ときめきのアウトソーシング化」②「コスパ・タイパ(タイムパフォーマンス)志向性の高まり」が大きく関係していると思います。

―具体的にはどのようなことでしょうか。

松井氏:①に関しては、恋愛の楽しみである「ときめき」をリアルで重視しなくなってきた傾向にあるということです。たとえば、大ヒットした映画「君の名は。」や「おっさんずラブ」に大人の女性が求めていたのは「現実での恋愛のような面倒やリスクがなく、ときめきがあること」なのではないかと考えています。

②については、出会いにおいて時間やお金を無駄にかけないということです。具体的には、マッチングアプリが普及し「合コンはコスパとタイパ(タイムパフォーマンス)が悪い」という意見も見受けられています。

―恋愛が、かなり現実・効率主義化していると。

松井氏:そうですね。これが結婚観に影響を及ぼし「結婚後の生活で失敗がない、無駄がない」相手探しへとつながっている背景も考えられると思います。

―そんな「三共」時代に重要なことは一体何なのでしょう。

松井氏:【同じ方向へ共に歩んでいけるか否か】だと思います。必ずしも性格がぴったり合うだけでなく「自分や相手の不得意を補い合える」「許容できる」という大まかな生活像を描けるかが重要ですね。

―なるほど。「三高」から「三共」へとパートナー選択に求める条件も変化している昨今ですが、松井様は今後この条件がどのように変化していくとお考えですか。

松井氏:ミレニアル世代が目の当たりにしている社会は「※VUCA(ブカ)」そのもので、困難や不安を乗り越えていこうとしなければなりません。さらに、現代は変革過渡期。このような時代には、「力強さ」が必要だと思います。

さらに、働く女性が増えると経済的に自立し、選択の自由も提示されてきます。「共にできる」以上に、パートナーと掛け合わせて「高まる」「豊かになる」という点が大事になってくるのではないでしょうか。

※VUCA(ブカ)
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をつなげて作られた言葉。ビジネス環境の変化が速く、未来予測が困難な現代社会のことを指す

―ありがとうございました!

まとめ

Twitter、FacebookをはじめとしたSNSの台頭や、働く女性の増加により「選択肢」が数多く提示されている現代。選択において自身の判断が重要になるのはもちろんのこと、その選択に「共感」したうえで共に生きていけるかがパートナー選びにおいてかなり大切になると感じた。

取材・文/高橋まりな

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