
近年の技術進歩により、様々な医療器具がデジタル化している。今回紹介するシェアメディカルの『ネクステート』は、医師や看護師などが所有している既存の聴診器に装着する日本初の後付型のデジタル聴診デバイスだ。
デジタル聴診デバイス「ネクステート」
同社は医師の多くがブランドや価格より性能や音質を重視し、買い換えるとしたら次も同じ製品を買うと回答している点に着目。そこで、すでに医師が所有し性能や音響特性を知り尽くしている愛用の聴診器(チェストピース)そのものをアップデートしデジタル化する独自の機構を開発した。
医師と患者など2人同時使用のためのアンプの増設、ボタン配置や色調などユーザーインターフェイスの調整、抗菌樹脂の採用、音響エンジニアと医師との直接対話によるオリジナルの生体音プリセットの調整など、プロフェッショナルたちの細やかな「気づき」によってネクステートは連続的にアップデートし発表時より完成度を大幅に高めた。
関連情報/https://www.nexstetho.com/product-page/Nexstetho
構成/ino
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