働き方改革関連法の施行に加え、新型コロナウイルスの影響もあってテレワークの導入が一気に加速した。そこで、テレワークに適したパソコンをタイプ別にセレクト。自分の働き方に合わせて選びたい。
〜賢者の心得〜
●移動が多い人は軽さや電池持ちを重視
●自宅メインなら画面の広さや基本性能で
●クリエイティブ向けPCは仕事でも使える
ITライター 平澤寿康さん
国内外の取材など外出先で仕事をする機会が多いため、性能に優れながら軽くて堅牢性に優れ、LTE通信機能を搭載するモバイルPCをメインに使用している。
テレワークの場所に合わせた性能のマシンを選ぶ
テレワークに何より最初に必要とするのはパソコンだが、どう選べばいいのだろうか。
「テレワークといっても、主に自宅で使うのか、日常的に持ち運んで不特定の場所で使うのか、人によって違います。パソコンも使用する場所や携帯する頻度によって求める性能や機能が異なってきます」とITライターの平澤さん。
わかりやすいのは、出張の多い人だ。移動中は電源やWi-Fiの確保が難しいので、長時間駆動できるマシンや、LTEを内蔵したマシンが好まれる。サイズもコンパクトで軽いほうが負担は少ない。逆に、自宅での作業が多いなら、より広い画面など快適性が求められる。
「CPUはCore i5以上ならビジネスで快適に使えます。Webの閲覧やメールが中心なら、それ以下でも問題ないでしょう」
自宅でメインマシンとして使うなら、ストレージの容量も大きなほうがいい。PCを新しくすれば作業効率はアップする。働き方改革の第一歩は、PCの買い替えから!
新型コロナウイルスの感染防止で全社員を在宅勤務に切り替える会社も。一気にテレワークが進む?
●半数以上の企業がテレワークを導入?
2018年のデータでも、働き方改革に「取り組んでいる」「今後取り組む予定」の企業は63%に及んでいる。
出典:株式会社帝国データバンク 2018/9/14 働き方改革に対する企業の意識調査
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