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ボッシュとメルセデス・ベンツが米サンノゼで自動運転配車サービスの実証実験を開始

2020.04.04

米国と欧州でパートナーを組むボッシュとメルセデス・ベンツ

これまで約2年半、ボッシュとメルセデス・ベンツは、都市部の自動運転のためのソリューションに共同で取り組んできた。

両社の共通の目的は、高度・完全自動運転(SAEレベル4/5)システムによる、車両管理用ソフトウェアを含む無人の完全自動運転車両

ただし、両社の関心はプロトタイプではない。

様々な車種やモデルに組み込むことができる、量産向けシステムを開発したいと考えている。両社は、車両の動きを制御するソフトウェアの開発段階において、人工知能や試験走行距離の記録のみに頼らず、シミュレーションや特別に設計された性能試験場も使用することで、特に道路交通では稀にしか起こらないような運転状況への対応にも取り組んでいる。

このため、ドイツのインメンディンゲン試験・技術センターのエンジニアは、自動運転向け専用に設計された10万平方メートルの性能試験場も利用している。

ここでは、複雑な交通状況も、きわめて正確に、希望する頻度で再現可能。このような手法を用いる理由は、ボッシュとメルセデス・ベンツが完璧であることと安全性を最優先しているからだ。

さらに、両社の協力は、米国の道路条件や天候条件だけを対象としているわけではない。チームの一部は、サンノゼとサンフランシスコの間にあるシリコンバレーのサニーベールに拠点を置いているが、両社のエンジニアを含むもう1つのチームは、シュトゥットガルトで作業している。

コラボレーションにおける迅速な意思決定とコミュニケーション

ボッシュとメルセデス・ベンツの従業員は、机を並べて座り、仕事をしている。これにより、意思決定が迅速になり、異なる専門間でのやり取りが迅速化。

そして、従業員は、いつでも親会社で働く同僚の知識とノウハウを活用することができる。

ここでは、センサー、コントロールユニット、ステアリングおよびブレーキコントロールシステム、さらには自動車のサブシステム全体にわたるボッシュのノウハウは、システム統合と自動車生産に関するメルセデス・ベンツの長年の経験によってスムーズに補完される。

プロジェクト内での役割分担も同様だ。メルセデス・ベンツの役割は、共同開発された自動運転システムを車両に装備できる状態にすること、および必要な試験車両、テストベイ、試験フリートを提供すること。

また、ボッシュは、都市部における自動運転のためのコンポーネントの開発・製造を担当している。

プラットフォームにより、自動運転車両をタクシーフリートに統合することが可能

自動運転配車サービスの実証実験のために、ボッシュとメルセデス・ベンツは、ダイムラー・モビリティAG社をパートナーに迎えた。同社は、実証実験段階において欠かせないフリートプラットフォームの開発とテストを担当。

これにより、配車サービスを提供しようとするパートナー企業・団体は、自動運転(メルセデス・ベンツ)車両を彼らのサービスラインナップに組み込むことが可能になる。

このプラットフォームは、自動運転車両と従来の車両の両方を、業務と保守も含めて管理するためのものだ。

2019年秋、サンフランシスコの湾岸地帯で、従来型メルセデス・ベンツ車両のためのアプリベースのモビリティサービスが稼働を開始しており、ドイツの首都ベルリンでも利用可能なサービスとなっている。

構成/ino

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