
読んで損なし!3年後に仕事で使えそうな「プログラミング言語」
今、プログラミング言語を学習しようと思っている人はぜひ読んでほしい。「侍エンジニア塾」を運営する侍が、現役エンジニア兼インストラクター54名に3年後にも仕事で使えそうな言語を聞いたところ1位は「JavaScript(Node.js)」、2位は「Python」、3位は「PHP」という結果となった。
「JavaScript(Node.js)」が選ばれた理由を推察すると、Webサービス開発においてフロントエンドの開発言語はほぼJavaScript一択の状態であり、Web系アプリケーションでは必ず活用するといっても過言ではなく、フロントエンド・バックエンド・スマートフォンアプリケーションも書けるJavaScript(Node.js)が3年後も仕事で使えそうな言語として選んだインストラクターが多くいたと推測できる。
また、GmailやTwitterに代表されるシングルページアプリケーション(SPA)の台頭により、フロントエンドで求められる開発のボリュームや必要な知識・役割も増え、フロントエンドエンジニアの需要や単価も伸び続けていることも要因の一つだと考えられる。
さらに、1年前にしておけば良かった意思決定のことを聞いたところ、1位は「英語を学んでおけばよかった」、2位は「新しい言語を学んでおけばよかった」、3位は「デザインを学んでおけばよかった」という結果となった。
プログラミングが身近ではない人からすると、「なぜ英語?」と思われる人もいるだろう。プログラミングの世界も英語力は学習効率アップやスキルを磨く上で非常に重要な要素の一つと言われている。
プログラミングコードのそのほとんどが英語で書かれており、英語力が高い人ほど学習効率が高かったり、新しい言語やスキルアップにも役立つ。
特にエラーの解決や周辺情報を調べる際に、英語で検索することができれば、英語で書かれた最新の情報を参考にすることができる。
2位となった「新しい言語を学んでおけばよかった」にしても、やはり最新の言語は英語の情報ソースから参照することが多く、英語力が高い人ほど新しい言語習得も容易となる可能性が高いと言える。
インストラクターが思う「伸びる学習者」、「挫折しやすい学習者」の特徴
「伸びる学習者」の特徴として、2つの回答が多く挙がった。
1つ目は、「自ら調べる人」、「自走力がある人」という回答。プログラミング学習は、エラーでのつまずきや挫折はつきものであり、行き詰まった時にまずは自分で解決しようと考える学習者ほどその後伸びていく傾向が強いようだ。
2つ目は、「明確な目標や作りたいものがある人」という回答。なんとなくプログラミング学習を始めるのではなく、自身の好奇心や探究心から学習を始めた人ほど前のめりに学習していくため、伸びやすい傾向がありそうだ。
これからプログラミング学習を始める人は、「自ら調べ、自走力があり、明確に作りたいモノがある」に当てはまりそうなら、プログラミング学習において「伸びやすい学習者」と言えるかもしれない。
調査概要
実施時期:2019年10月22日~11月15日
調査方法:インターネットアンケートを使った自社調査
調査対象:侍エンジニア塾のインストラクター
調査人数:54名
構成/ino