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睡眠の質を高める「敷き寝具」「枕」「掛け寝具」の必須条件

2020.03.28

仕事に追われると、ついおろそかになる体調管理。しかし、健康維持も仕事の一つ。食生活を改善する、運動をする、睡眠の質を向上させるなど生活習慣を改めて、より良いパフォーマンスを目指すこともビジネスパーソンにとって大切だ。

そこで今回、20~50代で「健康になりたい」と思うビジネスパーソン男女600名を対象として「健康意識と睡眠に関する調査」が行われたので、その結果を紹介していきたい。

健康を求めていても、具体的に策を講じている人は半数に留まる

「働き方改革」という言葉が浸透して以来、生産性の高い働き方が模索されると共に、きちんと休息を取ることの重要性も指摘されている。

そんな中、健康になりたいと願うビジネスパーソンはそのために何らかアクションしているのか。実践の有無を尋ねる調査が行われたところ、「行っている」と答えたのは56.7%で、「行っていない」が 43.3%と、実行に移せている層は半数強に留まることが分かった。これは調査に回答した20代~50代すべてに見られる傾向だった。

Q. あなたは健康になるために何か意識して行なっていますか?(単一回答 n=600)

また、そもそもなぜ「健康になりたいのか」理由を尋ねる調査が行われると、20代が「なんとなく」(35.7%)と考えている人が多い一方、30代では「生活環境の変化があったから(結婚・出産・昇進・転職等)」(43.8%)、「家族の介護をする必要があるから」(33.3%)、40代では「自分が重い病気を経験したから」(51.4%)、「仕事をばりばりしたいから」(36.9%)、50代では「世話してくれる人が自分以外いないから」(37.9%)、「家族や周りに迷惑をかけたくないから」(33.7%)が上位に来ており、ライフステージごとに健康に思いを巡らせるさまざまな要素があることが浮き彫りになった。

Q. あなたが健康になりたい理由は何ですか?(複数回答 n=600)

「睡眠の改善」は無理なく取り入れられる健康への第一歩

ビジネスパーソンが健康のために今後生活に無理なく取り入れられそうと考えている手段は何か尋ねる調査が行われたところ、「睡眠時間を確保するようにする」(42.5%)、「ランニングやウォーキング、ストレッチ」(37.1%)「質のいい睡眠をとるようにする」(36%)がトップ3と、1位と3位に「睡眠」に関するものが挙がった。

ほか、睡眠関連で言うと「寝具を変えて寝る習慣を整える」も17.4%と、睡眠の質改善のために寝具に着目する層も一定数居ることが分かった。食事や運動に比べて「まずは睡眠から」という意識が高いことが伺える。

合わせて聞いた「あなたは今後、健康になる・健康を維持するために、何かをしたいと思うか」という問いに対しては、「自分の手の届く範囲でしたいと思う」(65.5%)が「積極的にしたいと思う」(27.5%)を大きく上回っており、多忙なビジネスマンにとって身の丈にあった敷居の高くない健康法が求められていることが見て取れる。

Q. あなたが今後健康のために無理なく取り入れやすいと思うものは何ですか?(複数回答 n=558)

Q. あなたは今後、健康になる・健康を維持するために、何かをしたいと思いますか? (単一回答 n=600)

<日本睡眠科学研究所の見解>

健康のためには睡眠が重要なことが認知されつつある様子が結果から覗えた。睡眠時間の確保は通常なら無理なく取り入れられる項目でありながら、出社時刻や通勤時間、残業時間等の働き方に影響を受けるビジネスパーソンにとって実はハードルが高い項目にもなりうる。個々人で取り組めることとしては起床予定時刻から逆算して自分が何時に就寝したら睡眠時間がしっかり確保できるのか意識することが大切である。

ビジネスパーソンは睡眠の質に満足出来ていない

上記のように、数ある健康への手段の中で「気軽に始められる」と考えられている「睡眠」に関するアプローチだが、ビジネスパーソンは今現在の自らの眠りの質にどの程度満足しているのか。睡眠の質(熟睡、目覚めの良さ)の側面から尋ねる調査が行われたところ、「満足していない」(全く満足していない、あまり満足していない計)が57.9%と、10人に6人が自身の睡眠に満足出来ていないという結果になった。

Q. あなたの睡眠の満足度はどれくらいですか?(単一回答 n=600)

<日本睡眠科学研究所の見解>

ビジネスパーソンは睡眠に満足できていない現状が明らかになった。睡眠の満足度を向上させるには睡眠時間の確保と睡眠の質を上げることが重要である。ビジネスパーソンにとって少なくなりがちな睡眠時間の中でいかに質の高い睡眠をとるか考えることも非常に重要である。質の高い睡眠をとるために、眠る前はリラックスできる環境を整え、副交感神経を優位にし、入眠しやすい状態にする。また、睡眠維持のために眠りに適した環境に整えておき、そして朝は日の光を浴びて生体リズムを整えることが大切である。

眠りの満足度と寝具の寝心地との相関関係

質の良い睡眠をとって健康を手にするには、どんな手段が考え得るか。一定の「睡眠時間の確保」は前提条件となるが、見逃せないのが「睡眠の質」を高めることの重要性だ。西川では過去も寝室環境や寝床内環境の改善を提案しているが、今回も「睡眠の満足度」と「寝具の寝心地」の関係性に着目して調査が行われている。

その結果、寝具の寝心地に「十分に満足している」人は睡眠の質にも「十分に満足している」(59.7%)傾向があり、反対に寝具の寝心地に「全く満足していない」人は睡眠の質にも「全く満足していない」(71.2%)ケースが多く、両者には高い相関関係がある傾向が認められた。

Q. 「寝具の寝心地」と「睡眠の満足度」について(単一回答 n=600)

<日本睡眠科学研究所の見解>

睡眠の質に影響を与える要因は多々あるが、今回の調査で寝具が睡眠の満足度に影響を与える様子が明らかになった。一概に寝具の寝心地といっても体格や感じ方には個人差がある。敷き寝具の場合は自分の体格にあった硬さのものを、まくらは首のカーブに合わせて自分に合った高さのものを、掛け寝具は季節に合わせて使い分けることが大切である。

出典元:西川株式会社

構成/こじへい

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