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金儲けじゃない!?100円以下の利益でもフリマアプリに出品する利用者の本当の目的

2020.03.29

いまや日本のフリマアプリ利用者は、延べ3,000万人以上にのぼる時代だ。

人気の理由を「不要品をお金に換えられるから」と解釈する人もいるが、メルカリが実施した調査では、同利用者の約4人に1人が、いわゆる「少額取引利用者」であることが分かった。それだけ、単なるお金儲けとは違う“別の価値”を実感している人が多い証拠だろう。

今回は同調査結果と合わせてトレンド評論家・牛窪恵氏のコメントを紹介しよう。

売れることによる承認欲求の充足で“ハマる”

少額取引を行う男女の6割以上が、フリマアプリの利用によって「モノを捨てる罪悪感」から解放されたと回答している。彼らは、高額取引利用者より「捨てることがもったいない」との意識も約2割高く、元来「サステナビリティ」や「SDGs(持続可能な開発目標)」などの志向を持った、環境意識が高い消費者なのかもしれない。

出品した商品が売れることで、利用者の7割以上が「承認欲求が満たされる」と感じることも分かった。しかもその充足感は、SNSでコメントされる時より高い。私たちが消費者に取材しても、一部の男女の間では「メルカリハイ」と呼ぶべき心理状況が発生している。

これはメルカリに出品した商品が売れると、「誰かに価値を認めてもらえた!」と嬉しくなり、つい普段から「他にも何か売れるモノはないか」と探してしまうこと。

今回の調査でも、5割以上の男女が、フリマアプリの利用後に「身の回りで売れるモノを探すようになった」と答えており、自己承認を得られたことでハイになり、いつの間にかモノをやり取りする喜びにハマっていく様子が見てとれる。

たとえ少額の利益しか得られなくても、出品した時点で「捨てる罪悪感」から解放される。さらにそれが誰かに売れることで、高度な「承認欲求」が満たされる。

そしてそれが一種の快感「メルカリハイ」へと繋がり、つい身の回りの売れそうなモノを探すようになる……。フリマアプリは、環境への配慮だけでなく現代人のストレス緩和にも貢献する、重要なサービスに成長したといえるだろう。

調査時期:2019年11月14日(木)~15日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、12~59歳、男女1,030名
留意事項:「100円以下の利益で商品を出品するフリマアプリ利用者」515名、「最低1,000円以上の利益を見込み商品を出品するフリマアプリ利用者」515名、合計1,030名

構成/ino

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