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満を持して登場したホンダの新型「フィット」に死角はあるか?

2020.03.29

 ホンダの小型乗用車が本格的に量産をはじめたのは1967年。軽自動車の「N360」からだ。小型乗用車のポジションは時代を経てやがて「シビック」に継承され、20年ほど前(2001年)からは「フィット」が担っている。

 ホンダの小型車の歴史を少し振り返った理由はそこに受け継がれたホンダの「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」の存在だ。これは人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとするホンダのクルマづくりの基本的な考え方。

 新型「フィット」の新しさは紹介しきれないほどたくさんある。が、それなのに第一印象は「広い!」。世代を超えて受け継がれるコンパクトなボディに効率のよい広さを保つ思想はホンダのクルマでもサイズが小さくなるほど強まる印象がある。そして試乗を終えた感想は「1クラス上げたなあ」である。

驚くほど視界が広いフロントウインドウ

 と言うわけで、4代目となる新型「フィット」の確実な進化は「M・M思想」の懐(空間)の中にあることが特徴である。全長4090mm×全幅1690mm×全高1515mm(一例:HOMEグレードFF)のボディサイズは先代とほぼ同等。初代「フィット」から採用されているガソリンタンクをフロントシート下に配置する“センタータンクレイアウト”構造を引き継ぎ、特にリアシートは、座って良し、畳んで良しの超実用派コンパクトカーとして磨きがかかる。

 新型では、さらに“心地よさ”にこだわり、デザインテイストもガラッとモダンに変わった。エクステリアはカラーバリエーションも豊富だ。また「これまでならこのクラスとしてはありえない」と開発者がいう設計から見直されたシートは、座り心地はもちろんファブリックの素材感やレザーとコンビの風合いなどシートでモデルタイプを選びたくなるほどこだわりが感じられる。そして乗り心地や静粛性も高まり洗練度の増した動的性能などにより「フィット」は全身で質の向上が感じられる。

 安全と快適さと楽しさに繋がる新型「フィット」の大きな特徴がフロントウインドウの驚くほどの視界の広さだ。従来の視野角が69度なのに対し、新型は90度。新旧を比べれば一目瞭然だが、そうでなくてもこのパノラマ感にはぜひ気づいていただきたい(良いモノは普通に受け入れてしまうものだと思うから)。

 フロントウインドウを支える左右のピラー(柱)が従来の半分以下の太さと極端に細く、おかげで死角が軽減されている。例えば、交差点やコーナーでの対向車や歩行者なども発見しやすい。ちなみに衝突に対する安全性は運転席から見て手前、二番目のピラーがその役割を担い、衝突安全性も視覚的な安全性の向上もともに上がっているというわけだ。

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