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新しい出会いの季節を迎える前に準備しておきたい「人見知り」の克服術

2020.03.27

春は、新しい職場に移ったり、新しい部署に異動したりする環境がガラリと変わる時期。初対面で「人見知り」してしまう人の中には、この春から「人見知りを直したい」と意気込んでいる人もいるかもしれない。

そこで今回は、コミュニケーションセミナーを開催するビジネススクール「モチベーション&コミュニケーションスクール」を運営する会社の代表で、自らも講師として教えている桐生稔さんに、人見知りを克服する方法を聞いた。

「人見知り」とは?

そもそも「人見知り」とは何なのか。まずは確認しておこう。

「人見知りとは『人からの見られ方を知る』ということです。つまり、人からどう見られているかを把握することを意味します。これ自体は大切なことです。

しかし、あまり人目を気にしすぎると『こんなことを言って嫌われないだろうか…』、『変なこと言って相手がひいてしまわないだろうか…』と、色々なことを考えはじめ、話すことが億劫になり、会話することが減り、円滑な人間関係が築けなくなります。人見知り=『コミュニケーションが苦手』とセットで語られるのにはこんな背景があります」

人見知りを克服するには?

まさに自分は人見知りで、なんとか克服したい。そう考えているビジネスパーソンに向け、桐生さんに克服法を教えてもらった。

「まず、一つ質問です。

『あなたの周りに、まったく人目を気にせず、いつでも積極的に話しかけ、誰とでも仲良くできる人は何人くらいいますか?』

恐らくほとんどいないのではないでしょうか?いたとしても10人に一人くらいだと思います。多くの人は、話しかけるより話しかけられたいし、先に挨拶するより、先に挨拶されたいと思っています。つまり、人見知りなのはあなただけじゃなく、相手もそうだということです。

そこで、もう一つ質問です。

『あなたが話しやすい人とはどんな人でしょうか?』

1.明るく笑顔の人? それとも無表情の人?
2.話を聞いてくれる人? それとも聞いてくれない人?
3.自分の話に反応してくれる人? それとも無反応な人?

すべて前者だと思います。相手もそれを望んでいます。相手がしてほしいことを先に行ってあげれば、あなたの評価は自然に上がります。

決してむずかしいことをする必要はありません。大勢の集まりに参加しているとしたら、笑顔でニコニコしていればいいし、隣に人がいれば『今日はどこから来られたのですか?』と聞いてあげればいいし、その話に積極的にうなずいて反応してあげればよいのです。

特に話す内容がなかったとしても『笑顔で→話を聞いて→うなずく』。これだけで十分コミュニケーションが取れます」

シンプルではあるが、「相手がしてほしいことを先に行ってあげる」。そして『笑顔で→話を聞いて→うなずく』を基本に実践してみよう。

「見られているのではなく、相手を見に行く」気持ちで

また桐生さんは、次のことも人見知り克服のコツだと述べる。

「よく『あなたが思うほど、周りの人はあなたのことを見ていない』と言われます。それは、もっともだと思います。しかし、つい『見られている』と意識してしまい、評価が気になり、パフォーマンスが下がってしまう。このジレンマを多くの方が抱えます。

前項で『笑顔で→話を聞いて→うなずく』という相手がしてほしいことを挙げましたが、『見られているのではなく、相手を見に行く』という気持ちで、少し勇気をもって話しかけてみてはいかがでしょうか? あなたのたったひと言が、その後の素晴らしい人間関係を紡ぎ育むはずです」

春はもうじきやってくる。新しい環境だからこそ、新しい人間関係を作る大きなチャンスでもある。ぜひ「相手がしてほしいこと」を意識して実践してみよう。

【取材協力】

桐生稔(きりゅう みのる)さん
株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役、モチベーション&コミュニケーションスクール講師。
全国35県で年間2,000回コミュニケーションセミナーを開催するビジネススクール「モチベーション&コミュニケーションスクール」を運営。自らも講師として登壇している。多数の著書を持ち、新刊には「雑談の一流、二流、三流」(明日香出版社) (2020/3/5発売)がある。
https://www.motivation-communication.com/

取材・文/石原亜香利

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