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4月から始まる「飲食店の原則、屋内禁煙」で会社や仕事関係の飲み会への影響はどうなる?

2020.03.21

4月1日から改正健康増進法が施行され、飲食店では原則屋内禁煙となる。この法改正により、喫煙者の飲食店選びの基準や、会社・仕事関係の飲み会への参加意識はどのように変わるのだろうか?

そんな、飲食店での喫煙・禁煙に関する消費者意識の変化に関するアンケート調査がこのほど、株式会社リクルートライフスタイルにより行われたので、その結果を紹介していきたい。

1.喫煙者の割合は17.0%。30~50代男性が喫煙率トップ3

2020年4月に健康増進法が改正され、東京都等ではさらに受動喫煙防止条例も施行され、飲食店での喫煙が大幅に制限される。飲食店での喫煙の制限が、消費者の店選びや「会社・仕事関係」の宴会・飲み会への参加意向にどのように影響しそうか調査が行われた。

まずは前提となる喫煙の状況について、喫煙者の割合は全体で17.0%で、そのうち12.3%が主に(紙巻きなどの)たばこの喫煙者、4.7%が主に電子たばこ・加熱式たばこの喫煙者であった。

性年代別では、40代男性の喫煙率が最も高く28.0%、次いで50代男性が26.1%、30代男性が25.8%となっている。また、圏域別では首都圏の喫煙率が最も高く、18.1%となっている。

■喫煙習慣について(全体/単一回答)

※「喫煙者・計」:「(主に)たばこを吸っている」「(主に)電子たばこ・加熱式たばこを吸っている」のいずれかに回答した人を集計
※「非喫煙者・計」:「たばこも、電子たばこ・加熱式たばこも吸わない(喫煙しない)」に回答した人を集計

2.飲食店を選ぶ際の喫煙環境、「禁煙にこだわる」人が56.9%と過半数

これまでの飲食店を選ぶ際の喫煙環境について、喫煙・禁煙にどのくらいこだわりがあるか尋ねる調査が行われた。

全体では、飲食店が喫煙できることに「非常にこだわる」+「ややこだわる」の「喫煙こだわり派」が計16.1%。逆に飲食店が禁煙であることに「非常にこだわる」+「ややこだわる」の「禁煙こだわり派」が計56.9%であった。

ただ、喫煙習慣別では、当たり前のことながら、喫煙者では「喫煙こだわり派」が計46.4%と全体よりもはるかに多く、非喫煙者では「禁煙こだわり派」が計67.3%と、こちらも全体平均よりも多い結果となっている。

また、喫煙者では飲食店の喫煙環境が「どちらでもよい・気にしない」も47.0%と多く、吸える・吸えないにこだわらない人も一定数いることが分かった。

■外食する飲食店の喫煙環境について/これまで飲食店を選ぶ際、店内で喫煙できるかをどの程度気にしていたか(全体/単一回答)

※「喫煙者」:「喫煙習慣について」で「(主に)たばこを吸っている」「(主に)電子たばこ・加熱式たばこを吸っている」のいずれかに回答した人を集計
※「非喫煙者」:「喫煙習慣について」で「たばこも、電子たばこ・加熱式たばこも吸わない(喫煙しない)」に回答した人を集計
※「喫煙であることにこだわる・計」:「喫煙であることに非常にこだわる」「喫煙であることにややこだわる」のいずれかに回答した人を集計
※「禁煙であることにこだわる・計」:「禁煙であることに非常にこだわる」「禁煙であることにややこだわる」のいずれかに回答した人を集計

3. 4月以降、飲食店で「喫煙にこだわる」人は減少傾向だが、喫煙者では約4割

次に、2020年4月からの法令改正・条例等により、今までよりも飲食店で喫煙しづらくなることを示した上で、4月以降に飲食店選びで喫煙・禁煙にどのくらいこだわるつもりか尋ねる調査が行われた。

全体では、飲食店で喫煙できることに「非常にこだわる」+「ややこだわる」の「喫煙こだわり派」が計15.3%。逆に、飲食店が禁煙であることに「非常にこだわる」+「ややこだわる」の「禁煙こだわり派」が計58.9%であった。

喫煙習慣別では、喫煙者は「喫煙こだわり派」が計40.7%、非喫煙者では「禁煙こだわり派」が計69.3%となっている。

また、喫煙者では飲食店の喫煙環境が「どちらでもよい・気にしない」が51.1%だった。

前ページのこれまでのこだわりと比べると、どの数値もいくぶん「禁煙寄り」の人が多くなる傾向だが、大幅な数字の変化ではなかった。

4月以降、かなりの割合の飲食店で喫煙ができなくなることをまだ実感できていないこともあり、調査時点ではこれまでとあまり選び方を変えるつもりがない人が多いようだ。

■外食する飲食店の喫煙環境について/2020年4月の健康増進法の改正以降に飲食店を選ぶ際、店内で喫煙できるかをどの程度気にするか(全体/単一回答)

4.喫煙を気にして「会社・仕事関係」の宴会・飲み会への参加をためらったことがある人は16.1%

今回の調査では、喫煙者と非喫煙者で、飲食店選びにおける喫煙環境へのこだわりが大きく違うことがわかったが、 4月以降に両者が存在する「会社・仕事関係」の宴会・飲み会の在り方に変化が起こる可能性についても調査が行われた。

これまでに、喫煙であることを気にして「会社・仕事関係」の宴会・飲み会への「参加をためらったことがある」人が16.1%いた。性年代別では、最多は40代女性で20.6%。次いで30代男女が同率の19.4%、

さらに20代女性も18.7%と続いた。喫煙が嫌で、「会社・仕事関係」の宴会・飲み会への参加をためらったことのある人が一定割合いる実態が明らかになった。

■これまで、 「会社・仕事関係」の宴会・飲み会について、喫煙を気にして参加をためらったことがあるか(全体/単一回答)

5.「会社・仕事関係」の宴会・飲み会に参加をためらったことがある人のうち、約3分の2が4月以降は喫煙を気にせずに「参加したい」

次に、4月以降に飲食店での喫煙環境が変わることを示して、「会社・仕事関係」の宴会・飲み会への参加意向に変化があるか尋ねる調査が行われた。

「今後は参加したいと思う」人が10.4%、「今後参加したいと思わない」人が5.7%であった。参加をためらったことがある人の約3分の2に参加意向があり、飲食店での喫煙環境の変化は「会社・仕事関係」の宴会・飲み会の参加意向にプラスの影響を及ぼす可能性が示された。

性年代別では、30代男性で13.8%、30代女性で12.6%が「今後は参加したいと思う」と回答しており、他の性年代よりも参加に前向きな様子が伺える。

■「会社・仕事関係」の宴会・飲み会に対して、これまで参加をためらった経験の有無および2020年4月以降の参加意向(全体/単一回答)

出典元:株式会社リクルートライフスタイル

構成/こじへい

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