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人間の上司よりロボット上司のほうが信頼される時代がやってくる?

2020.03.23

 今後ますます仕事の現場にAIやロボットが進出してくるが確実視されているが、職場にロボットが加わることでどのような変化が訪れるのか。最新の研究では、あるキャラクターを付与されたロボットが職場にやって来るとチームワークが向上することが報告されていて興味深い。

職場のチームワークを高めるロボットとは?

 工場の製造ラインなどではすでにロボットが大活躍しているのだが、AI(人工知能)の進歩に伴い、今後はさまざまな仕事の現場にロボットが徐々に導入されてくることは間違いない。

 職場の“同僚”としてのロボットには何か複雑な思いを抱いても無理からぬところだろう。今までの職場の雰囲気を台無しにしてしまう存在として危惧する声もあるかもしれない。しかし最新の研究では、ある種のロボットが“同僚”として加わることでチームのメンバー間の交流が盛んになり、チームワークが高まることが示唆されている。その素晴らしいロボットとは“自虐キャラ”のロボットである。

 米・イェール大学の研究チームが2020年3月に「Proceedings of the National Academy of Sciences」で発表した研究では、実験を通じてロボットが人間関係に及ぼす影響を探っている。

Neuroscience News」より

 153人が参加した実験では、ランダムに3人1組のグループになってもらい、3種類のキャラクターのロボットのいずれかを仲間に加えてゲームに取り組んでもらった。ゲームの内容は最も効率的な鉄道ルートを30ラウンドで構築するというシミュレーションで、その課題に取り組むグループに加わったロボットはゲームの展開を見守っていた。3種類のロボットはゲーム中にそれぞれ、無言、ゲームの進行を客観的に言及、予測を間違えたなどの“自虐発言”、の3つの態度を見せた。

 興味深いことに“自虐ロボット”が加わったグループは、ゲーム進行における意思決定においての話し合いをほかのグループの2倍費やし、ゲームプレイをより楽しんでいたことが明らかになった。さらにほかのグループではリーダー格が登場する傾向がある一方で、“自虐ロボット”のグループでは3人が対等な立場で同じくらいの発言をしていることもまた判明した。

 興味深いことに“自虐ロボット”がチームワークを高め、組織をより民主的な風土に変えるとすれば、ロボットは歓迎すべき同僚になり得ることにもなる。職場にどんな“自虐ロボット”がやって来るのか待ち遠しくなるかもしれない!?

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