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老後資金の枯渇リスクを減らせ!住宅ローンを借り入れる前に必ず作成したいライフプランシミュレーション

2020.03.19

個人の方で一番大きな借入となるのが住宅資金ではないでしょうか。借入金額は、現在の収入や住みたい住宅によって決めてしまうことが多いのではないでしょうか。

収入で借入金額を決めていいの?

収入状況が同じでも支出状況によって、将来の金融資産は変わってきます。

毎月なんとか住宅ローンの返済ができても、貯金ができなければ教育資金や老後資金が枯渇してしまいます。

さらに、35年のように長期の住宅ローンを組んでいる方は、どこかで繰り上げ返済をしないと、退職後の年金生活に至ってからも返済をしなければなくなります。退職金で繰り上げ返済すれば良いと考えるかもしれませんが、退職金の金額は保障されているものでもなく、大事な老後資金でもあるためなるべく使わないようにしておきたいものです。

例えば、同じ収入でも家族の人数や毎月の支出状況によって貯金できる金額が大きく異なってきます。

Aさんは毎月8万円の年間96万円貯金でき、ボーナスを考慮しないと30年間で2,880万円の貯金ができます。一方、Bさんは、毎月の貯金が0のため、Aさんと貯蓄が3,000万円近くも差がでます。また、ボーナスを考慮すればこの違いはさらに大きくなるでしょう。

老後近くになって気づいても遅い!

金融機関は、他に借入がない限り、返済能力がある収入状況であれば貸してくれます。ただ、老後に残る資金は、同じ収入でも、上記のように支出状況が異なれば大きく変わってきます。

60歳近くになって、借入金額が大きく残り、教育資金で資金を使ってしまい貯蓄があまり残っておらず、退職金を住宅ローン返済に充てるしかなくなってしまうと、豊かな老後生活が送れなくなってしまいます。60歳以降も働くことも考えられますが、老化や持病等で若いときのようには働けないことも考えられます。老後には、日々の生活を貯蓄で補うだけでなく、住宅リフォームや住み替え、介護資金などお金が必要になるライフイベントも多くなります。「気づいたときには遅い」という状況になります。

住宅ローン借入前にライフプラン作成がおすすめ!

住宅ローンの借入前に、家計の支出や収入等を把握しておき、ライフプランシミュレーションをして、借入したい住宅ローンの金額で老後資金が枯渇しないかどうか確認しておくことがおすすめです。

ライフプラン作成には、FP協会のホームページのツール等を使い自分で行うことができます。

日本FP協会 便利ツールで家計をチェック

または、FPに相談して、シミュレーションをしてもらい、お金に関するアドバイスを受ける方法もあります。

ただ、このときに作成するライフプランシミュレーションは、あくまでシミュレーションのため実際には異なる結果になることがあります。住宅ローンを組む前だと子どもが小さいことが多く、どのような大学に進むのか、下宿または自宅から通うのかなど具体的な資金はあくまで予想となり、実際どうなるか分かりません。また、収入もなだらかに上昇する見込みで作成し、支出も現状が続くものと考えて作成します。収入が上昇しなかったり、はたまた下落してしまったり、子どもが大きくなるにつれて支出が増えていけば、実際と異なる結果になるでしょう。ライフプランシミュレーション結果は、甘めの結果と見て、実際にはもっと厳しいものになると考えて、借入金額を決定すると良いでしょう。

文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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