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4月から全面施行される飲食店での禁煙、喫煙者の2割が「知らない」

2020.03.14

2018年7月に「健康増進法の一部を改正する法律」が成立し、2020年4月より全面施行となる。望まない受動喫煙を防止すべく、飲食店内が原則禁煙となるわけだが、当事者である喫煙者はこの法改正をどの程度認知しているのだろうか?

そこで今回、株式会社エアトリによる、20代~70代の男女1893名を対象にした「店内禁煙」に関するアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

喫煙者が27.4%、非喫煙者が42.4%、元喫煙者が30.2%

「喫煙していますか?」と尋ねる調査が行われたところ、喫煙者が27.4%、元喫煙者30.2%となり、最も多いのは非喫煙者42.4%となった。

約7割の人が自身の健康のために「禁煙した」と回答

元喫煙者が禁煙した理由として最も多かった回答は断トツで「自身の健康の為」(74.1%)だった。また「家族の健康の為」(29.2%)と自身の健康だけでなく家族の健康を考えて禁煙された人が約3割いた。3位には「節約の為」(20.3%)が入っており、『健康』『お金』が禁煙のための重要なきっかけとなっているようだ。

8割以上の人が「食後」に喫煙したい

喫煙者を対象に「喫煙したいタイミングを教えてください」と尋ねる調査が行われたところ、「起床後(71.6%)」「飲酒中(61.0%)」を抑えて、「食後(84.7%)」が最も多い結果となった。

原則屋内禁煙、喫煙者の約2割が「知らない」!

喫煙者からすると深刻なニュースである原則屋内禁煙。しかし、「知らない」と回答した喫煙者は17.8%となった。非喫煙者は31.8%、喫煙者でさえも17.8%は 「知らない」と回答。喫煙者は自身の行動範囲内の喫煙所を事前に確認しておいた方が良いかもしれない。

原則屋内禁煙、非喫煙者は「賛成」が約9割!

非喫煙者を対象に、飲食店での原則屋内禁煙について尋ねる調査が行われたところ 「賛成 (88.3%)」が最も多い結果となった。

一方で、喫煙者の 「賛成」は21.0%にとどまり、67ポイント以上の大きな差となった。喫煙者にとっては一大事なはずなのに「どちらでもない」と回答した喫煙者は35.3%もいた。

賛成の意見 (抜粋)

・臭い、とにかく臭いが気になる。(20代・女性・非喫煙者)
・たばこが吸えないとイライラする喫煙者がいる様ですが、非喫煙者からしたら周りで吸われるとイライラします。(30代・女性・非喫煙者)
・食事する場所ではせっかくの美味しい料理がタバコの強い臭いでマズくなる。更に喫煙後直ぐに室内に戻ることも不快、特にエレベーターでは喫煙と同じで非常に不快。(30代・男性・非喫煙者)
・タバコを吸わない人にとっては迷惑でしかない。(40代・男性・元喫煙者)
・副流煙、臭い、喫煙者でも気になります。少しの我慢でみんなが気持ち良く食事出来るのは良いことだと思います。(50代・男性・喫煙者)

反対の意見 (抜粋)

・喫煙者の権利が守られていない!あまりにも規制しすぎ。反対する人の声ばかりを尊重しすぎ。不公平すぎる。(20代・女性・喫煙者)
・平等と言いながら結局「差別」だ。高い税金を払っているのだから少しは吸う人のことも考えてほしい。(30代・男性・喫煙者)
・分煙で対応してほしい。(40代・男性・喫煙者)
・自分自身は禁煙して10年以上過ぎてもうタバコを吸うことはないが、どんどん喫煙所を減らすのは明らかにおかしいと思う。それならばタバコ自体を禁止するとかの方がまだわかる。国の態度が一貫していないように感じる。売るだけ売っておいて禁止の部分を増やすのは矛盾を感じる。(50代・男性・元喫煙者)
・喫煙者が気の毒。それよりも受動喫煙を防ぐシステムを検討してほしい。(40代・女性・非喫煙者)

約9割が屋内禁煙の法案施行の後も「禁煙しようと思わない!」と回答

喫煙者に屋内禁煙の法案施行を機に禁煙しようと思うか尋ねる調査が行われたところ、「禁煙しようと思わない(90.3%)」が大多数となり、法案が施行されても自身の嗜好は貫く人が多いことがわかった。一方で、屋内禁煙の法案施行を機に 「禁煙しようと思う人」はたったの9.7%だった。

海外旅行中に不便さを感じたことが「ある」喫煙者は約7割!

海外では日本人になじみのない宗教上の制限や、各国の法令で日本以上に喫煙に対するルールが厳しい国もあり、少なからず海外旅行中に不便さを感じたことが 「ある」喫煙者は68.5%となった。海外旅行先で喫煙ができなくても不便さを感じたことが「ない」と回答した人は31.5%となった。

海外での喫煙本数、「変わらない」が最多

「海外での喫煙本数」を尋ねる調査が行われたところ、普段と 「変わらない (47.9%)」が最多となったが、「減る (45.1%)」と回答した人も多くいた。

■ 調査概要
調査タイトル :「店内禁煙」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女1893名
調査期間 :2019年12月8日~12月11日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

出典元:株式会社エアトリ

構成/こじへい

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