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【いま選ぶべき輸入車】「メガーヌ R.S TROPHY」「A1 Sportback」「XT6」「マカンS」「パナメーラスポーツツーリスモGTS」

2020.03.15

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 今年も2月に神奈川県大磯で開催されたJAIA(日本自動車輸入組合)の合同試乗会に参加した。限られた条件ではあったが、個性豊かなキャラクターが揃う輸入車ならではの魅力を多数発見。クルマを乗り換えるたびに新鮮な気分になるだけでなく、あらためてクルマの楽しさを感じることができた。今が旬の輸入車を厳選して紹介していこう。

ルノー「メガーヌ R.S TROPHY EDC」

 ホンダ「シビック Type R」と、FF車(前輪駆動)世界最速を競って、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップレコードを更新し続けているルノー「メガーヌ」のスポーツ版「メガーヌ R.S(ルノー・スポーツ)」。その「メガーヌ R.S」に各種の専用パーツを組み込み、さらなる性能アップを図ったのが「メガーヌ R.S TROPHY」だ。EDCとは、ツインクラッチタイプの6速ATのこと。6速MT版も10万円安(定価489万円)で用意されている。

 バケットシートに座り、300馬力を発生するエンジンを掛けて走り始めても、レーシングマシンに近いようなスゴみは感じられない。大磯周辺の西湘バイパスの最高速度60km/hの範囲内では、いたって普通のクルマの振る舞いである。

 ただ、非常に建て付けの良いボディーと滑らかな動きのサスペンションが印象的で、スムーズな走り出しが印象深い。「メガーヌ R.S TROPHY」は、その60km/h以下のコーナリングでは前輪の向きと逆側に、60km/h以上では同じ向きに後輪が切れる。その狙いは低速域では回転半径を小さくして小回りできるようにし、中高速域ではコーナリングの安定性を確保するためだ。

 大磯プリンスホテルの広い駐車場で60km/h以下の機敏性は確かめることができたが、60km/h以上の安定性までは確認できなかった。実力のホンの一端の、さらにその一端しか確かめることはできなかったが“ニュルブルクリンクFF最速ラップレコーダー”のスゴみはビンビンに伝わってきた。

キャデラック「XT6 Platinum」

 昨年末に日本に導入された、キャデラックの新しいSUVが「XT6」。今回のJAIA試乗会で初めて触れることができた。全長5060mm全幅1960mm全高1775mmというフルサイズで、3列6名定員。3列あっても、よくある7名でなく6名というところがミソ。

 2列目シートをベンチタイプにするのではなく、1脚ずつ独立した“キャプテンシート”にして贅沢に空間を使っている。これは、使った人には良くわかると思うけれども、一人用のフルサイズシートを隣の人に干渉されることなくたっぷりと座れるのでこれこそ“ラグジュアリー”だと思う。装備やアクセサリー類が豊富に組み込まれているが、インターフェイスが優れていて、すべてを試す時間がなかったがとても使いやすそうだ。

 また、装備や機能などが豊富だと、それを整理整頓するためにデジタル化してモニター画面の中に階層構造を構築するのが最近では常道となっている。メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどのドイツ勢にボルボ、そしてテスラなどがそうしている。しかし、キャデラックは必ずしもそれと同じ方法論は採らず、過度にデジタル化していない。適度にボタンやスイッチ、レバーなどを残している。これはおそらく意図的にそうしているのだろう。とても使いやすく、バランスが取れている。良心的なコンサバ志向だ。

 誰にでも迷わず使えるし、使う人を選ばないことで先進機能と装備の“宝の持ち腐れ”にしていない。先進過ぎるインターフェイスは人を選んでしまうのだ。さまざまな人が使う商品であるクルマの機能は、ただ先進させれば良いというわけではない。その辺りの抑制の効かせ方にキャデラックの矜持が現れている。アメリカの高級車らしい。314馬力を発生する3.6L V6エンジンに9速ATが組み合わされ、運転支援装備も充実している。荷室空間が2200Lもあるから、これでどこか遠くへ旅してみたくなった。

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