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マスクや消毒液が品不足の中、自衛アイテムとして販売が好調なプロポリススプレー

2020.03.12

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

自衛アイテムとして注目されている「プロポリスリッチスプレー」

 風邪やインフルエンザ、花粉症でマスクが手放せない時期なのに、今年は新型コロナウイルスの影響でマスクは品切れ、消毒液も手に入らない状況が続いている。世界保健機関(WHO)が「感染予防にマスクは不要」とマスクの適切な使い方を呼びかけたが、それでもマスクなしで外に出るのは不安だという人も多いだろう。

 ウイルスから身を守るためには、「うがい・手洗い」の徹底、目や口をむやみに手で触らないといった衛生上の注意を払うのが基本だが、マスク不足の現在、自衛策として「免疫力を上げる」「抗菌作用が期待できる」ミツバチ産品のアイテムに注目が集まっている。

 昨年の倍の売り上げで品薄状態になっているのが、山田養蜂場の「プロポリスリッチスプレー」(30ml・3700円/税抜以下同)。従来の「プロポリススプレー」(30ml・2381円)よりプロポリスエキス量を120%に増量、40種類の天然素材とマヌカ蜂蜜を配合している。

 健康補助食品で、本来はのどケア対策として、のどがイガイガしたり、乾燥したときに飲み物などにシュッと吹きかけて食べるというものだが、抗菌作用が期待できるプロポリスが注目され、直接のどに吹きかけて使用する人が急増。

 同社の直営店の中でも東京八重洲店の売り上げが高く、新幹線の乗車前に購入するケースや、電車から降りてすぐに口内にスプレーするという人も。既存のプロポリススプレーも好調で昨年に比べ2倍の出荷になっている。

 プロポリスとは、ミツバチが様々な植物の新芽や樹脂からつくりだす物質で、語源はラテン語の「敵の侵入を防ぐ城壁」。ミツバチはプロポリスを巣の出入り口や巣枠、巣箱の隙間、巣穴の壁などに塗りつけて、風雨や冷気、外敵の侵入を防いでいる。

 プロポリスには抗酸化物質やファイトケミカルと呼ばれる有用成分を含んでおり、古来より、人の健康維持に役立つと経験的に知られていた。(※「ファイトケミカル(phytochemical)」とは、植物が紫外線や昆虫など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた成分)

 近年では、プロポリスの機能についてさまざまな研究が行われ、インフルエンザを抑える力があること、風邪による体の倦怠感を軽減し、風邪の治りを早めること、腸管のバリア損傷を軽減することが研究から判明している。

データ引用元:Evid Based Complement Alternat Med. (2012)より改変

「もともとプロポリスは、風邪、インフルエンザ、花粉症などで症状を重篤化させないための免疫力強化として使われているお客様が多い。既存のコロナウイルスも含め、風邪の治りを早めるエビデンスもあり、新型コロナでも自衛手段として注目されているのでは。

 リッチスプレーに含まれるハーブの一種『エキナセア』にも免疫力活性化、インフルエンザ抗力、風邪の症状緩和のエビデンスがある。当社ではハーブティーの『エキナセア茶』(1300円)も販売しており、花粉対策で飲まれる方も多い」(山田養蜂場)

サプリメントのプロポリスやローヤルゼリーとの併用も

 プロポリスに含まれる有用成分を効率よく摂取できる、ソフトカプセルの「プロポリス300」(100粒 瓶入り・7610円)や、口、鼻の粘膜のバリア機能を高める「酵素分解ローヤルゼリーキング」(100粒 瓶入り・6800円)も、スプレーと併用して予防の観点から摂取する人が増えている。いずれも分包タイプがあり、携帯して持ち歩くこともできる。

 新型コロナウイルスは高齢者ほど重篤化しやすい傾向があるが、腸内環境のバランスを整えるはちみつ乳酸菌YB38が含まれた「はちみつ乳酸菌シニア」(30包・5400円)は、ウイルスに負けない体づくりとして中高年層におすすめ。粘膜系における重要な免疫機能を持つ免疫グロブリン(sIgA)量が、YB38の摂取で上昇することが研究で明らかになっており、風邪症候群の感染リスクを下げる期待ができる。

 山田養蜂場の製品は通信販売、直営15店舗で販売。プロポリスの味は苦手な人もいるため、5日間のお試しセットも用意している。

【AJの読み】マスクがない状況での自衛アイテムのひとつとして活用

 プロポリスリッチスプレーは最近、美容業界で注目されていて、多忙を極める著名なヘアメイクアーティストが風邪やのど対策に、直接のどにスプレーして使っていると紹介され話題になった。リッチスプレーは既存のプロポリススプレーと比べると、プロポリス量が増加、エキナセアなどの天然由来素材も増え、ピリッとした薬草を感じる風味になっている。また、有名女優が愛用しているとテレビ番組で紹介されたサプリメントの「プロポリス 300」の売り上げも好調だという。

 ローヤルゼリーやプロポリス、はちみつ、ミツロウといったミツバチが作り出すミツバチ産品を健康維持に生かす「アピセラピー」は、古代ギリシャ・ローマ、古代エジプトの時代から知られていた伝統的な健康法で、日本でもはちみつやプロポリスを入れてうがいをする健康習慣もある。

 新型コロナウイルスの感染者が増える中、マスクが店頭から消え、特効薬もない状況で、出来る限りの自衛策を講じるため、抗菌作用や免疫力向上が期待できるミツバチ産品が注目されたと思われる。基本のうがい、手洗いにプラスして、自衛アイテムのひとつとして取り入れるのも良いかもしれない。

文/阿部 純子

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