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コーヒーを飲むと読解力が向上し知的な作業や意思決定が可能に、イタリア・パドヴァ大学研究

2020.03.14

 ひと仕事の前に一杯のコーヒーを嗜むという向きも少なくないと思うが、実際にカフェインは仕事に必要な脳の機能を高めていることが最近の研究で報告されている。適量のカフェイン摂取で、文章を読んで理解する能力である“読解力”が高まるのというのである。

コーヒー2杯で“読解力”が著しく向上する

 眠気覚ましの1杯のコーヒーは頭がスッキリするものだが、適量のカフェインで実際に仕事が捗ることがサイエンスの側から指摘されている。

 イタリア・パドヴァ大学の研究チームが2019年10月に「Journal of Psychopharmacology」で発表した研究では、実験を通じてカフェインが認知機能に及ぼす影響を検証している。

 78人が参加した実験で、カフェイン200mg(コーヒー1~2杯)の摂取が、プラセボ(偽薬)を摂取した者と比較してテキストの読解速度を著しく向上させることが突き止められた。

PsyPost」より

 文章の理解は実はかなり複雑なスキルで、主に左脳の言語野領域に関係しているものの、右脳の非言語ネットワークもまた文章やテキストの読み取りに関与していることが示唆されている。右脳の非言語ネットワークは全般的知覚(global perception)に関係していて、読解力をサポートしていると説明できるという。

 カップ2杯程度のコーヒーで文章を理解しつつ速く読むことができたのだが、この効果は単語の羅列や意味のない単語(擬似語)では発揮されることはなかった。あくまでも意味のある文章の読解力と読解スピードが向上するのである。さらにカフェインの持つこの効果は睡眠不足気味の状態でより真価を発揮することも確かめられた。

 今回の実験結果を受けて研究チームは少量のカフェインが成人の全般的知覚とテキスト読解能力を改善できると結論づけている。

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