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0~100km/hは3.5秒、最高速度300km/hを実現したアストンマーティンの限定モデル「V12 Speedster」

2020.03.06

アストンマーティンV12 Speedsterが、グローバル・デビューを飾った。このピュアなリミテッド・エディションの製作台数は、わずか88台となる。

英国を代表するラグジュアリー・メーカー、アストンマーティンのパーソナライゼーション・サービス部門、「Q by Aston Martin」が手掛けるV12 Speedsterは、直感的なドライバーズ・カーであり、アストンマーティンの豊かなレーシング・ヒストリーだけでなく、航空機デザインからもヒントを得ている。

公開されたV12 Speedsterは、「Q by Aston Martin」が推奨するF/A-18コンセプトカラーをまとっている。

アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループ最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマー氏は、次のように述べている。

「本日、アストンマーティンの最新かつもっともエキサイティングなスペシャル・モデルを披露できることに大きな誇りを覚えています。

V12 Speedsterは、Q by Aston Martinチームの多彩な能力と決意を雄弁に物語っています。チームメンバーは、もっとも要求が厳しく、情熱的なお客様に向けて、圧倒的な2シーター・スポーツを創造することに全精力を傾けました」

12ヶ月をわずかに上回る期間で集中的な開発プログラムが実施され、初期設計から最終量産確認に至る全工程を完了した。V12 Speedsterは、「Q by Aston Martin」とアストンマーティン・デザインの類まれな能力と計画性を証明。

走行可能なショーモデルとして提案された今回の1台は、アストンマーティン製品ラインナップに共通するエンジニアリングの才能と最先端の素材が使われている。

V12 Speedsterは、アストンマーティン最新の接着アルミニウム構造を採用するとともに、DBS SuperleggeraやVantageのエレメントを流用した結果、ユニークなプラットフォームの確立に成功。

フロント・ダブルウィッシュボーン、リア・マルチリンク・サスペンションには、コイルスプリングとアダプティブ・ダンピング(スポーツ、スポーツ+、トラックの3モード)が組み合わされ、標準装備される21インチ鍛造アロイホイールには、セントラルロック・メカニズムが採用されている。標準装備されるカーボンセラミック・ブレーキは、フロントに410mm径、リアには360mm径のディスクを装着した。

ユニークなシャシー上には、ほとんどがカーボンファイバーで製作されたビスポーク・ボディを搭載。アストンマーティン・デザイン・ディレクターのマイルス・ナーンバーガー氏は、V12 Speedsterについて、以下のようにコメントしている。

「敢えて一歩退いて、自分達の過去にインスピレーションを求めました。私たちは、DB11以来、常に未来に目を向けてきました。そこで今回は、少し違った観点を採用してみよう、と思ったのです。

このモデルには、1959年にル・マン24時間を制したDBR1からアストンマーティン100周年記念の2013年型CC100 Speedsterに至る一連のモデルとの関連性を見て取ることができます。また、ミッドセクションは、1953年型DB3Sの趣を感じさせます。V12 Speedsterは、アストンマーティン・スピードスター・コンセプトの最新バージョンです。

弊社の歴史だけでなく、最新鋭のジェット戦闘機にもインスピレーションを求めて、直感的なエクスペリエンスを体験していただくことを目指して開発・製作しました。だからこそ、V8ではなく、V12を選択しました。V12 Speedsterは、ドライバーの感性に最大限に訴えかけるモデルです。」

ナーンバーガー氏は、次のように続けている。

「ルーフもスクリーンもなく、巨大なエンジンと、低く、幅広いショルダー、2個のハンプ、ドライバーとパッセンジャーを分離する背骨のような形状を持つ圧倒的にエモーショナルなスタイリングに仕上げられています。

低く、しかし軽快なリアエンド、大胆な印象のフロントグリル、特徴的なヘッドライト、“ノストリル”と呼ばれるボンネットのデザインエレメントが、見事なコントラストを描き出しています。

ノストリルは、かなり長期間にわって封印されてきたデザインですが、今回のモデルで復活を果たしました。これは、V12を搭載するスペースがあることを視覚的にアピールし、象徴的なベントが創出されています。」

インテリアでも新たな限界に挑戦し、素材面で伝統とモダンを融合させた。構造部材として機能するサテン・カーボンファイバーと伝統のハンドクラフト・サドルレザー、クローム、アルミニウム、3Dプリント・ラバーが見事な調和を見せている。視覚的にも、物理的にも、インテリアからは重量感がそぎ落とされ、スリムで効率的なスタイルが確立された。

しかし、エモーションなスタイルやクラフトマンシップなど、アストンマーティン伝統のキャラクターはそのまま残されている。パッセンジャー前方、通常はグローブボックスが配置される場所にリムーバブル・レザーバッグを装着したほか、リアバンプ下に収納スペースを確保している。

アストンマーティンのゲイドン本社で初公開されたV12 Speedsterは、伝説の名車、F/A-18に触発されたコンセプト・スペックで仕上げられている。この仕様をそのままオーダーすることも可能だ。

V12 Speedsterは、ボーイングとのエキサイティングなコラボレーションの下、アストンマーティン・パーソナライゼーション・サービス部門の「Q by Aston Martin」の手によって生み出された。印象的なカラーリングは、伝説のジェット戦闘機をモチーフとして、スカイフォール・シルバーで仕上げられています。エキゾースト・チップやベントグリル、ベーンにはマットブラックが採用され、全体として引き締まった印象を演出している。

V12 Speedsterの心臓部には、アストンマーティンが誇る名機、5.2リッター V12ツインターボ・エンジンを搭載。最高出力は700hp1、最大トルクは753Nm1。

フロントにミドマウントされるオールアロイ、DOHC 48バルブ・ユニットには、ZF製8速オートマチック・トランスミッションとリア・リミテッドスリップ・ディファレンシャルが組み合わされている。V12 Speedsterは、0~100km/hを3.5秒で加速し、最高速度は300km/h1に達する。

アイコニックなV12エンジンは、その驚異的なパフォーマンスはもとより、非常に豊かなキャラクターを備え、スリリングなドライビングを実現し、爽快なエキゾースト・ノートを奏でる。

アストンマーティン・エンジニアは、V12ユニットをこのリミテッド・エディションに搭載するに当たって、専用のステンレス製エグゾースト・システムを開発した。

リアエンド中央、ディフューザーの上に取り回されたエグゾーストは、野太く、キャラクター溢れるサウンドを生み出す。V12 Speedsterは、あらゆるエレメントがアストンマーティンの豊富な経験に基づいている。

アストンマーティン・チーフエンジニアのマット・ベッカー氏は、次のように語っている。

「V12 Speedsterが提供するスリリングな体験は、他では感じることはできないでしょう。フルオープン・エレメントが、新たなエクスペリエンスを切り拓きます。このクルマは、あらゆるレベルでクルマとドライバーが一体化した、緊張感のある走りの世界を実現しています。

また、アストンマーティンが誇る5.2リッターV12ツインターボの圧倒的なパワーに裏打ちされたパフォーマンスと俊敏性は、他に類を見ない純粋なドライブ体験を提供します。」

アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループCEOのDr. アンディ・パーマー氏は、次のように述べている。

「アストンマーティンは、ユニークで特別なモデルをお届けすることに全力を注いでいます。V12 Speedsterは、このコミットメントを完璧に表現しています。88台のハンドビルト・カーは、全世界のエンスージアストやコレクター垂涎の的となるでしょう。

個人的には、V12 Speedsterがドライバーに提供するもの以上に、その象徴的な存在感に興奮を覚えます。このクルマは、弊社のエンジニアリングの可能性と野心を具現化しているだけでなく、アストンマーティンの栄光の歴史を表現しています。」

V12 Speedsterのオーダーは、現在受け付け中。付加価値税 (VAT) を含む車両本体価格は、765,000ポンドから。納車は、2021年第1四半期から開始される予定だ。

関連情報:https://www.astonmartin.com/ja

構成/DIME編集部

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