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1日1万歩歩いても減量効果は皆無だった!

2020.03.07

 慌ただしさの中では自然にキビキビとした歩調になりがちだが、特に急ぎの用でもなければ場合によってはのんびりとした歩きになるかもしれない。しかし最近の研究が導き出した結論からは、常日頃からあまりのんびりと歩いてはいられないようだ。

歩行スピードが遅いと後年に移動障害リスク

 春の行楽シーズンに向けてアウトドアで過ごす機会も増えてきそうだが、その機会には自分の歩行スピードを確認してみてもいいかもしれない。最近の研究で、歩行スピードが遅い高齢者に移動障害リスクが高いことが報告されている。

 米・ピッツバーグ大学の研究チームが2019年7月に「Journal of the American Geriatrics Society」で発表した研究では、複雑な環境下と平坦な路上において歩行スピードがどのように後年の移動障害(mobility disability)に影響するのかを実験を通じて検証している。

 開始時点で短距離の歩行に問題なく、10段までの階段を登れる337人の高齢者(平均年齢78.5歳)が参加した実験で、まずはさまざまな状況下で路上を400メートルほど歩き歩行スピードを計測すると共に、歩きながら行う簡単な認知機能テストが課された。このタスク後、研究チームは実験参加者に半年ごとに接触し、運動機能についての実態を追跡した。

MedicalXpress」より

 8年間に及ぶ追跡調査の終了の時点で、参加者の半数以上が移動障害を発症し、400メートルを歩き切ることができなくなっていた。そしてほぼ40パーセントが、少なくとも2年以上続く慢性的な移動障害を発症していたのだ。

 運動機能が衰えた参加者にどのような特徴があったのか。研究チームは当初、複雑な環境下で歩行スピードが落ちる参加者が後年になって膝関節の不調などの移動障害のリスクが高まるのではないかと考えていたのだが、分析の結果は複雑な路面であっても平坦な路面であっても、絶対的な歩行スピードが遅いことで移動障害リスクが高まることが導き出された。

 日常の歩行の中で“歩きスマホ”の割合が増えている昨今、自分の普段の歩行スピードにはますます気がつきにくくなっているともいえるが、時折自分の歩行スピードがどのくらいなのかをチェックし、そして時間が許せば一定の距離を早歩きでウォーキングしてみてもよいのだろう。

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