「ひとり〇〇」、経験者が多いのはファストフード、カフェ、ラーメン屋
今、“おひとりさま”で楽しむ「ひとり〇〇」がプチブーム中。
インテージが実施した「“おひとりさま”ですること・しないことを調べた消費者調査」では、「ひとり〇〇」をしたことがあるとして最も多いのは、ファストフード。「ひとりファストフード」の経験者は6割を超えている。次いで、カフェ、ラーメン屋がそれぞれ半数程度で続く。
一方、この「ひとり〇〇はしない」と答えられているのは、多い順に「ボウリング」「ディズニーランド」「高級レストラン」。まわりがみんなで楽しんでいるものや誰かと経験を共有したい場所、ひとり客を見かけにくいお店・場所などはおひとりさまでは楽しみにくいようだ。
よくない点は「『おひとりさま』では入りにくいお店・場所がある」
ひとりで行動することのよい点、よくない点を見てみよう。まずよい点については、「自分の好きなように時間を使える」「自分のしたいことだけすることができる」がそれぞれ6割超、5割超と上位だった(図表3)。また、「そもそも一人の時間が好き」という人も3割以上見られた。
一方、ひとりで行動することのよくない点として最も多く挙がったのは、「『おひとりさま』では入りにくいお店・場所がある」だった(図表4)。
高級レストランや、女性にとってのラーメン屋、男性にとってのスイーツ店のイートインのように、誰かと一緒であれば入れる、入りやすいお店・場所でも、ひとりでは恥ずかしい、ひとり客は歓迎されないかもしれない、など足を踏み入れにくいところは少なくないのかもしれない。
インテージのネットリサーチによる自主企画調査データ
調査地域:全国
対象者条件:20~69 歳の男女
標本抽出方法:「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015 年度実施国勢調査データをベースに、人口動態などを加味した2017 年度の構成比にあわせてウェイトバック
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構成/ino