人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

先進国の国民1人のフードロスは〝毎日ビッグマック1個分〟だった!

2020.02.29

 食品廃棄、いわゆる“フードロス”は消費者レベルでもかなりの量にのぼっていることが最新の調査で報告されている。先進各国の平均的な消費者は1日に“ビッグマック”を1個、食べずに捨てているというのだ。

個人レベルの食品廃棄はビッグマック1日1個

 食料品業界、飲食業界で本格的な対策が求められている“フードロス”の問題だが、個人消費のレベルではどうなっているのだろうか。最新の調査結果ではこれまでの見込みの2倍の量の食品を捨てている実態が浮き彫りになっている。

 蘭・ワーゲニンゲン大学の研究チームが2020年2月に「PLOS ONE」で発表した研究では、経済的豊かさと食品廃棄の関係を消費者レベルで探っている。

 これまでにも国連などから食品廃棄についての統計が発表されているが、それは食物の供給量と消費量だけを考慮して算出された数字であって、研究チームは個人消費の実態を反映するものではないと指摘している。

Phys.org」より

 研究チームは人間の代謝モデルを下敷きに、国連食糧農業機関(FAO)、世界銀行、世界保健機関(WHO)のデータを使用し、世界と国内の食品廃棄物の推定値を算出した。それによれば、消費者の経済的豊かさが食品廃棄の量をかなり正確に占う指標になることが示された。

 確かに貧困層においては食品廃棄は少なくなるのだが、これを平均にならしてしまうことで個人レベルでの実態はわからなくなる。先進国を中心にした消費者において、1日の食費が1人あたり740円(5.17ポンド、6.70ドル)を超えると食品廃棄が顕著に増加しはじめ、このクラスタの人々は平均で1日に527キロカロリーの食品を捨てているという。これはビッグマック1個分に相当する。

 1日あたり740円を超えていくとさらに食品廃棄量は急上昇するのだが、一定の豊かさに達するとそれ以上の伸びは鈍くなる。これはつまり、富裕な国や個人だけでなく、中所得世帯や新興国でも食品廃棄問題への対策が求めらていることを意味している。食べきれない量の食品を買い込んだり、飲食店で注文したりすることがないように気をつけたいものだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年3月16日 発売

特別付録は進化した「超望遠12倍スマホレンズ」!5Gの最新情報や今買うべき新製品を一挙紹介!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。