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ブレークの予感!話題の〝色が変わる不思議なお茶〟を飲んでみた

2020.02.28

■茂木雅世のお茶でchill out!

人を驚かせることが好きな私は、度々“あるお茶”を淹れます。

まずは通常のお茶同様に、急須でそのお茶を淹れ、コップに注ぎ、その人の前へ…

9分目位まで飲んで貰った後に、おもむろに“レモン”を取り出します。

相手はだいたい困惑しますが、気にせずそのまま、お茶の中にレモンのしぼり汁をIN!!

一緒にお茶の色を見守ります。

「えーー!なにこれ!!」

さっきまで普通のお茶の色だったそのお茶は、あっという間にピンクのお茶に…

「やぶきた」「あさつゆ」「おくみどり」etc…

“お茶”にもお米のようなたくさんの品種が存在します。

魔法のように色が変わるちょっとメルヘンなこのお茶は、2011年に登録された、比較的新しい「サンルージュ」という品種のお茶です。

作られている場所は奄美群島のほぼ中央に位置する徳之島

通常、お茶畑というと緑色の畑が一面に広がっている情景を思い浮かべる人が多いかと思いますが、サンルージュの畑は…というと、この通り、赤い絨毯のような畑が広がっています。

徳之島という島でお茶作りを始めた第一人者「徳之島製茶」の豊村さんにお話を伺ったところ、15年程前、お茶作りを始めた当初は全く違う品種の「紅茶」を作ろうとしていたのだとか。

しかし、この赤いお茶の葉を研究していたチームから、「新しいお茶の品種をつくってみませんか」と声をかけられたことがきっかけで、サンルージュの栽培をスタートさせることになったといいます。

サンルージュの赤い葉っぱを育むためには強い太陽の光が不可欠。

そういったことからこの“徳之島”が選ばれたのだそうです。

こうして始まった南国でのお茶作り。

しかし、新しいお茶の品種を栽培するということは、決して簡単な道ではなかったといいます。

一筋縄ではいかなかった

国、県、町が一体になって始まったサンルージュの栽培でしたが、いざ向き合ってみると「サンルージュ」は育てるのが難しい問題児のような品種だったそう。

気温に大きく左右されたり、ちょっとしたストレスで葉の赤い色が黄色になったり

「今回こそは!」と思った瞬間に台風がやって来て、その8割が枯れてしまったり…

また収穫のタイミングを見極めるのもとても難しく、赤い色の鮮やかな瞬間はわずか1日

この瞬間に収穫しないと、翌日には色が褪せてしまうことから、徳之島製茶の工場長さんは島内の茶畑を回って、チェックし続ける必要もあったといいます。

葉っぱが赤い理由は、眼精疲労やアンチエイジングを始め、カラダに嬉しいことづくめな成分「アントシアニン」がたっぷり含まれているから。

ベリーなどには多く含まれている成分ですが、通常お茶には少ないものなので、それだけでもちょっと特別感がありますよね。

カテキンにアントシアニンと栄養素たっぷりなうえ、レモンなどを入れた瞬間、色がパアッと変わる様子もとってもかわいので、甘さを加えたり、フルーツを入れたり、今後、アレンジティーとしても人気が出そう…。

初めて飲んだ時の印象は「!?」だった

実は5、6年程前に一度、このサンルージュを飲んだことがあったのですが、その時の味わいの印象は…というと正直なところ「不思議な味わい」という感じでした。

お茶の色がピンク色に変化するのは珍しくてかわいい!!と思ったものの、「ちょっと変わった味わいのお茶」「身体には良さそう」というイメージがずっとあったのです。

しかし、今年改めて飲んでみると…めちゃくちゃおいしい!

驚くほど、味わいが変わっていました。

豊村さんに味の変化の秘密を伺ったところ、今までは摘んだお茶の葉を蒸して作っていたけれど、釜で炒ってつくる製法に変え、少し香ばしい味わいに仕上げたことで、格段においしく、飲みやすくなったのだとか。

お茶の味にはちょっと厳しいお茶好きさん達にもその味わいが評価されはじめ、先日開催された「国産お茶フェス」ではサンルージュで作った紅茶が紅茶部門で人気NO1に輝いていました。

南国のお茶らしい“かわいさ”と色が変化するという“たのしさ”

そこに“おいしさ”“身体に嬉しい”という要素まで兼ね備えたサンルージュ。

ネクストブレイク期待大!!と個人的にも注目しています。

まだなかなか出会えるきっかけが少ないお茶ですが、運よく出会えた時には、是非レモン片手に、目で、そして舌で、楽しんでみてください。

サンルージュについて https://www.nipponpapergroup.com/sunrouge/

文/茂木雅世(もき まさよ)

お茶好きが高じて、2009年仕事を辞めてお茶の世界へ。2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまい始め、現在はお茶にまつわるモノ・コトの企画・商品プロデュース・コラム執筆やメディア出演などの活動を行っている。
ゆるっとお茶を楽しもうが合言葉の“ゆる煎茶部”代表。
FMyokohama「NIPPON CHA茶CHA」では最新のお茶情報を毎週発信中。
煎茶道 東阿部流師範/日本茶アーティスト/ティーエッセイスト
オフィシャルサイト:https://ocharock.amebaownd.com/
Twitter:https://twitter.com/ocharock

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