
“落ち着きがない”子どもの理想的な接し方とは
子育ての仕方の問題?それとももしかしてADHD?
保育園や幼稚園、小学校などで、自分の子どもが周りの子たちより“落ち着きがない”と感じている保護者は案外多いのではないだろうか。
nanairoが幼児~小学校低学年の子を持つ保護者1,120人に、「お子さまの性格や行動に不安はありますか?」と質問したところ、「はい」という回答が54.8%と、「いいえ」の45.2%を上回る結果となっている。
そこで、「はい」と回答した方に「どのような不安がありますか?」と質問したところ、「落ち着きがない」という回答が51.0%と最も多く、次いで「集中力がない」(47.5%)「泣き虫」(31.4%)「周りの友達に迷惑をかける」(15.0%)「よく怪我をする」(10.8%)と続いた。
やはり自分の子どもに“落ち着きがない”“集中力がない”と感じている人は一定数いるようだ。
「どのような時に最もそう感じますか?」と質問したところ、「遊んでいる時」が40.4%と最も多く、以降「食事の時」(29.1%)「授業中(先生からの指摘)」(11.1%)「電車や車など乗り物に乗っている時」(5.5%)と続く。
好奇心旺盛で何事にも興味津々の子どもの、じっとしていられずに夢中になって遊んだりはしゃいだりする様子に“落ち着きがない”と見えるのかもしれない。
「子育てやしつけでついやってしまうことは何ですか?」と質問したところ、「叱る時に感情的になってしまう」という回答が60.0%と圧倒的に多く、以降「自分の考えを押し付けてしまう」(15.3%)「甘やかしてしまう」(14.3%)「放っておいてしまう」(8.6%)と続いた。
なかなか言うことを聞いてくれない子どもに対して、ついつい感情的になってしまう保護者も多いようだ。しかし、怒ることが普通になってしまうと子どもの自信喪失につながってしまうことも。子どもの「良いところ」や「できたこと」をたくさん褒めてあげて、自信を育んでいくことが大切だろう。
「子どもの性格としつけ」に関する意識調査
調査日:2019年10月11日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,120人
調査対象:幼児~小学校低学年のお子さまを持つ保護者
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
構成/ino