
叱るだけが社員教育ではない。ほめることも時には重要だ。では、部下は上司にどんなところをどんな言葉でほめられると嬉しいのだろうか?
そこで今回、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営する会社・ディップによる、社会人300人を対象にした「上司のためのほめる技術調査」が行われたので、その結果を紹介していきたい。
社会人300人のうち過半数が「上司に月に1回以上ほめられたら満足」
社会人300人を対象に「上司にどのくらいほめられたら満足か」尋ねる調査が行われたところ、「月に1回以上」と答えた人の割合が53.2%という結果になった。
ディップが以前実施した「1on1に関する調査(https://www.dip-net.co.jp/news/1215)」の結果から、現在上司からの承認を十分に得られていない方が多いことがうかがえる。
「1on1」などを通して定期的なコミュニケーションの機会を設け、部下が目標達成や良い行いをした時は、もれなくほめることが従業員の満足度向上に繋がることが分かる。
社会人300人に聞いた「上司に使ってほしいほめ言葉TOP30」
社会人300人を対象に「上司にほめられるとしたら、どんな言葉が嬉しいか」尋ねる調査が行われたところ、1位「さすがだね」(105票)2位「がんばったね」(97票)、3位「安心して任せられるね」(96票)、4位「仕事が速いね」(94票)、4位「仕事が正確だね」(同率94票)という結果となった。同じほめ言葉でも伝える内容によっては効果が異なることが分かる。
社会人300人に聞いた、「上司にほめてほしいポイントTOP15」
社会人300人を対象に「あなたが上司にほめられるとしたら何を1番ほめられたいと思うか?」尋ねる調査が行われたところ、1位「自分の努力」、2位「自分の成果」、3位「自分の個性」という結果となった。ほめるポイントによっては効果が違うことが分かる。
出典元:ディップ株式会社
構成/こじへい