
富士フイルムは、高級コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の新製品として、「FUJIFILM X100V」を2月27日より順次発売する。シルバーとブラックの2色を用意し、シルバーを2月27日、ブラックを3月に発売。価格はオープン。予想実勢価格は16万4,500円前後(税別)。
今回発売する「X100V」は、同社の高級コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の第5世代モデル。
今回は、「X100シリーズ」として初めて、ボディ天面及び底面にアルミニウムを採用し、高度な金属加工技術を駆使することで、エッジ部をシャープに仕上げつつ、面の滑らかさを追求。加えて、直感的な操作を可能とするチルト式背面液晶モニターや天面ダイヤルを搭載し、機能美溢れる洗練されたデザインを実現している。
また、新開発の開放F値2の明るい固定式単焦点レンズや裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサー、高速画像処理エンジン「X-Processor 4」などにより高画質な撮影が可能。独自の色再現技術との組み合わせで、人間の記憶に残る鮮やかな色「記憶色」を実現する。
さらに、光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を自由に切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を搭載。EVFには最高輝度1500カンデラに加え高いコントラストも実現した約369万ドットの有機ELパネルを採用し、暗い部分や明るい部分もEVF上で精緻に映し出すことが可能だ。
そのほか、暗闇に近い低照度-5EVの環境下でも高速・高精度な位相差AFを実現するとともに、顔・瞳AFの性能も向上。動画撮影では、30コマ/秒の4K動画や60コマ/秒のフルHD動画での撮影が可能だ。
本体サイズは幅128.0×高さ74.8×奥行き53.3mm、質量は約478g(バッテリー、SDメモリーカード含む)。
製品情報
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x100v/
構成/立原尚子
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