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SafariやGoogle Chromeと何が違う?プライバシー保護重視で安心、安全に使える次世代ブラウザー「Brave」

2020.02.20

 ウェブサイトを閲覧したときの行動データが無意識のうちに抜き取られてしまう。そんな不公平なウェブブラウザーが淘汰される時代に突入した。

 プライバシー保護を最重要視して安心&安全に利用できる次世代ブラウザーが「Brave」である。

 日々の情報収集で必ずと言っていいほど使うウェブブラウザー。スマホやパソコンを問わずSafariやGoogle Chromeといったウェブブラウザーがおなじみだ。Braveもまたそんなウェブブラウザーの一つである。

 Braveには他のブラウザーと比べて3つの大きな違いがある。

 本記事ではそんなBraveの特徴を紹介しよう。

引用元:https://brave.com/ja/

Braveブラウザーの3つの特徴

特徴1:広告ブロック機能が標準でオンになっておりデータ通信量の削減と快適な画面表示を実現

特徴2:ユーザーの行動追跡ができるCookieなどの機能をオフにしてプライバシー保護を実現

特徴3:ブラウザー内で流通する仮想通貨「BAT」により広告閲覧報酬の受取やウェブサイト運営者への投げ銭を実現

広告ブロックとプライバシー保護がワンタッチででき、画面の基本操作は他のブラウザーとほとんど変わらない

 次世代ブラウザーといはいえ、ウェブブラウザーとしての基本機能は従来のブラウザーとほとんど変わらない。そのため今すぐ自分のプライバシーを守りたい初心者ユーザーでも無理なく使い始めることができる。またなんといっても広告ブロックやプライバシー保護をワンタッチで利用でき、ブロックした状況を視覚的に確認できるのが一番の特徴だ。

 Windows、Mac、iOS、Androidで利用できるので自宅や会社のパソコン、スマートフォン問わずに利用できる。パソコン版の場合は初期設定が英語になっているので日本語に設定を切り替える必要がある。

Windows版のBraveブラウザー。画面構成はSafariやGoogle Chromeとほとんどかわらない。上部のインターフェイスを使って検索やURL入力、設定などを行う。

iOS版のBraveブラウザー。こちらの画面構成も他のブラウザーと変わらない。右上の広告ブロックボタンと仮想通貨BATのボタンがカラーで若干目立つ。

 それでは冒頭にあげた3つの特徴について詳しく解説しよう。

特徴1:広告ブロック機能が標準でオンになっておりデータ通信量の削減と快適な画面表示を実現

 ウェブサイトで調べものをしているときに、鬱陶しく感じる「広告」。広告表示をブロックして必要な情報だけを表示する機能が標準でオンになっている。

 Google Chromeなどのブラウザーでも広告をブロックするアドインが存在するのでそれを入れればよい。

 Braveの場合はブロックの状況を確認できるので、本当にブロックできているのかを視覚的に確認できるメリットもある。

画面右上にある広告ブロックのボタンを押すと、広告のブロック状況やブロック機能のオン/オフの切り替えができる。初期状態ではオンになっている。

広告のブロック状況やブロックによって通信量が削減でき表示が早くなった時間が視覚的に確認できる。

特徴2:ユーザーの行動追跡ができるCookieなどの機能をオフにしてプライバシー保護を実現

 例えば「旅行」と検索した後に、旅行に関する広告ばかりが表示された経験はないだろうか。検索した行動履歴が記録されて広告に利用されているからに違いない。

 行動を記録する方法にはいくつかあるが、ウェブブラウザーが持つ機能で「Cookie」というものがあり、Cookieに履歴を保存しておける。広告を表示する通信をするときにはCookieの中身を参照している。

 Braveではそんな行動追跡も広告と同じくブロックしてくれる。追跡が無くなれば自分のプライバシーに関わる情報が勝手に広告の発信元などに抜き取られる心配がなくなる。

特徴3:ブラウザー内で流通する仮想通貨「BAT」により広告閲覧報酬の受取やウェブサイト運営者への投げ銭を実現

 Braveにはブラウザー内で流通する「BAT(Basic Attention Token)」という仮想通貨を発行している。この仮想通貨により広告を見たユーザーへの報酬や、ウェブサイト運営者への投げ銭ができるという。

 一体どういうことだろうか。

 ブラウザーの標準機能で広告をブロックする一方、Braveの中で広告を表示する機能がある。本末転倒に思える。

 しかし闇雲にウェブサイトが表示してくる広告をブロックしてくれる一方、Braveユーザーに有益な情報を広告として発信するという思想がある。

 そうはいっても広告を発信していることに変わりはないので、他の広告と同じく鬱陶しいものになってしまう。

 そこでBATの出番というわけ。広告を見たユーザーにはBATを報酬として交付される。従来の仕組みだと広告収入はウェブサイトの運営者が総取りしていた分を、Braveユーザーが得られるようになる。

 逆にウェブサイトから情報を得ているユーザーが「有益だな」と思ったらそのウェブサイト運営者に投げ銭によって情報料を渡すことができる。

 BATによって広告や情報に対する対価の受け渡しの仕組みが合理的になるのだ。

BATの残高の確認や投げ銭の機能は広告ボタンの右にあるボタンから実行できる。投げ銭するにはウェブサイト側もBATの受取に対応していなければならない。

Googleなどのプラットフォーマーによる情報の独占と抜き取りを止めさせて公平なインターネット世界を目指す

 Braveが持つ3つの特徴は既存のインターネットの広告の仕組みを壊すことにつながる。背景にはGoogleなどのプラットフォーマーがユーザーのデータを大量に取得して広告などに役立てる「エコシステム」を壊す目的がある。サービスを無料で利用できる代わりに暗黙的に情報を抜き取れられて、いつの間にかプライバシーが侵される。そんな世界に終止符を打つべく登場したのがBraveなのかもしれない。

文/久我吉史

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