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静岡大学、NTT、ドコモがAIを活用して高品質な野菜を効率良く栽培するシステムの実証実験を開始

2020.02.15

静岡大学、NTT、ドコモは、ドコモが提供する営農支援プラットフォーム「畑アシスト」に、NTTが研究開発したIoT向け軽量認証認可方式、静岡大学が研究開発したクラウド型AI灌水を搭載することにより、高品質な野菜を安心・安全かつ効率的に栽培できるシステムの実証実験を行なう。この実証実験は、静岡県の圃場(ほじょう)で2020年2月下旬から開始する。

実証実験では、スマート農業に対応した営農支援プラットフォーム「畑アシスト」のセキュリティを強化し、AIを用いて高糖度のトマトを栽培。

農業用ハウスの内部に温度センサーや湿度センサーなどのIoT機器を設置し、センサーから得た情報を暗号化してクラウド上のAIに送信。

そのセンサーの情報を基に、AIが水やりの要否を判断する。水やりが必要と判断された場合、灌水装置が水やりを行なう。

この時、クラウドと灌水装置の間で互いに認証を行なうことで、灌水装置の不正操作を防ぐ。また、センサーデータの暗号化を行なうことで、栽培ノウハウの盗用を防ぐ。

営農支援プラットフォーム(PF)はドコモ、IoT向け軽量認証認可方式はNTT、灌水を制御するAI技術は静岡大学が提供する。

ドコモは、2019年11月から営農支援プラットフォーム「畑アシスト」を提供開始している。

「畑アシスト」では、圃場に設置したセンサーから取得したデータを、ドコモのクラウドに収集し、スマートフォンや タブレット、パソコンといった端末で手軽に確認・管理することができる。

また、今後の計画や日々の作業 記録なども併せて管理することができるため、さまざまな管理コストを効率化することが可能となる。

NTTは、IoT機器のアクセス制御、データ・通信の暗号化などのセキュリティ機能を、狭帯域な ネットワーク環境(ZETA)かつCPU性能などリソースが限られたIoT機器でも動作可能な認証認可方式を世界で初めて実現した。

この技術は、農業を含むさまざまな分野に適用可能であり、センサー等の末端の機器から、Webカメラのような高性能なIoT機器までさまざまな機器に利用できる。

静岡大学峰野研究室は、葉のしおれ具合に基づいて灌水を制御するAI(クラウド型AI灌水)の研究開発に世界で初めて成功し、地元企業であるHappy Qualityやサンファーム中山との連携で、高糖度トマトの大量安定生産に成功している。

今回の実証実験の結果を踏まえて、新たに農業を志す人が最新技術を用いてそのノウハウを享受しつつ、安心・安全に生産性を高めていくことができるスマート農業の実用化をめざす。

関連情報:https://www.nttdocomo.co.jp/

構成/DIME編集部

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