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auがサムスンの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」を独占販売する理由

2020.02.14

 サムスンは米サンフランシスコで新製品のUNPACKEDイベントを開催。フラッグシップシリーズの『Galaxy S20』『Galaxy S20+』『Galaxy S20 Ultra』と、コンパクトな折りたたみスマホ『Galaxy Z Flip』を発表した。このうち『Galaxy Z Flip』は日本では2月下旬からauが独占販売予定。au取扱店およびau Online Shopで2月18日から予約受付がスタートする。

『Galaxy S20』『Galaxy S20+』『Galaxy S20 Ultra』はいずれも5Gに対応し、今春5Gサービスがスタートする日本でも発売が期待されるモデル。『Galaxy S20』は超広角、広角、望遠の3眼、『Galaxy S20+』『Galaxy S20 Ultra』はToFカメラを加えた4眼で、『Galaxy S20 Ultra』はさらに、約1億800万画素の超高精細カメラや、最大100倍まで寄れる高倍率ズームカメラを備える。複数のカメラを使って、一度の撮影で様々なショットを撮影できる新機能を搭載するほか、いずれの機種でも8Kのビデオ撮影をサポート。『Galaxy S20+』についてはあわせて、Tokyo2020記念限定モデルが発売されることも発表済みで、日本での発売がますます期待される。

『Galaxy S20』と『Galaxy S20+』は約6400万画素でハイブリッド3倍、デジタル30倍ズームに対応。一番右が『Galaxy S20 Ultra』。グローバルでは3月に発売開始で 『Galaxy S20』が999ドル~、『Galaxy S20+』1199ドル~、『Galaxy S20+』が1399ドル~。

『Galaxy S20』の5G対応モデルにはTokyo2020を記念した限定モデルも用意される。イベント会場には同日発表された『Galaxy Buds+』の限定モデルも展示されていた。

 一方の『Galaxy Z Flip』は、日本では同じくauが独占販売した『Galaxy Fold』に続く、サムスン2世代目の折りたたみスマートフォン。『Galaxy Fold』が約7.3インチの大画面を横に折るスタイルだったのに対し、『Galaxy Z Flip』は約6.7インチと縦長のスマホサイズかつ、約6.9mm(最厚部約7.2mm)とスリムなディスプレイを縦に折るスタイルだ。折りたたむと約高さ87×幅74×厚さ15.5mm(最厚部17.3mm)と、ちょうどファンデーションのコンパクトケースくらいの大きさになり、重さも約183gとコンパクトで軽量。画面が剥き出しにならないので、バッグやポケットに入れても傷つける心配なく持ち歩ける。

サムスンの折りたたみスマホ第2弾『Galaxy Z Flip』は、auからミラーパープル(左)、ミラーブラックの2色が発売される。au取扱店およびau Online Shopで2月18日から予約受付開始だ。

折りたたむと手のひらに乗るコンパクトサイズ。背面(外側)には1200万画素×2の超広角&広角デュアルカメラと、タッチ操作が可能な約1.1インチのサブディスプレイが搭載されていて、ここで日時や着信などをチェックできる。

『Galaxy Fold』とは異なり、ディスプレイには超薄型の“折りたためるガラス”を採用。そのおかげでパンチホール型のノッチにセルフィー用のカメラを搭載できたという。ヒンジは無段階に調製でき、90度に曲げたL字型のスタイルでテーブルなどの上におけば、三脚やスタンドがなくてもスマホをのカメラを固定できる。長時間露光が必要な暗所での撮影や、タイムラプス撮影、音声シャッターやジャスチャーによるシャッターと組み合わせてハンズフリーでセルフィーが撮れるほか、ビデオチャットにも便利に使えそうだ。

ディスプレイは約6.7インチFHD+(アスペクト比約22:9)で、開いた際のサイズ感はまさに大画面スマホ。なお、防水やおサイフケータイには非対応。通信は4G/LTEとなっている。

側面に音量キーのほか、電源ボタン兼指紋センサーを搭載するほか、底部にはUSB-typeC端子も備える。microSDにが非対応で、内蔵メモリはRAM8GB/ROM256GB。CPUにはSnapdragon 855+を搭載する。

ヒンジを折り曲げるとカメラのUIが変化し、画面の半分がモニターに。この状態で台などに乗せれば三脚がなくても安定した撮影ができる。

電源ボタン2度押しで閉じた状態でもカメラが起動。小さいサブディスプレイを見ながらセルフィーが撮れる機能も用意されている。

 KDDI取締役執行役員常務でパーソナル事業本部 副事業本部長兼コンシューマ事業企画本部長の雨宮俊武氏は、『Galaxy Fold』に続いて『Galaxy Z Flip』の取り扱いを決めた理由について、同社が掲げる「au Unlimited World」のコンセプトに、端末の持つ先進性が合致したからだと説明する。「au Unlimited World」とは、既成概念や制約にしばられない世界を実現していくという、5G時代に向けてKDDIが目指す世界観を表すものだ。

『Galaxy Z Flip』を手にするKDDI取締役執行役員常務でパーソナル事業本部 副事業本部長兼コンシューマ事業企画本部長の雨宮俊武氏

「au Unlimited Worldはネットワークと端末、サービスの3つが揃って実現できるもの。そのひとつとして10月に『Galaxy Fold』を発売したところ、これまで販売したスマートフォンの中でも、群を抜いて高い満足度を得るなど、大変好評をいただきました。ただ購入者は男性の比率が高く、女性にも受け入れられる新しい感覚の端末をと考えていたところ、サムスンさんから『Galaxy Z Flip』という、非常にコンパクトで先進的で、男性にも女性にも使っていただける製品を提案いただいきました」。

 今、市場では比較的手頃で機能もそこその普及モデルが売り上げを伸ばしているが、「それだけだとおもしろくない。auとして未来を感じられるような、楽しいと感じてもられるような、そういうものを常に表現していきたいと思っています。たとえば『Galaxy Fold』は価格的にもメインストリームにはなれない製品かもしれませんが、ああいう製品を取り扱っていることが我々のミッションだと思っています」と、雨宮氏。今後も「スマートフォン=板というところから脱却して、新しい世界を作っていける製品を出していきたい」と話す。

『Galaxy Z Flip』の販売価格はまだ明らかにされていないが、グローバル価格は1380ドルと、『Galaxy Fold』の1980ドルよりは安価に設定されている。雨宮氏は「できるだけお求めやすいしくみを作りたいと」と話していて、どのような販売施策が用意されるのかも含めて、2月18日の予約開始に注目したい。

ヒンジ部分にGalaxyのロゴが刻印されているのはauモデルの独自仕様。すでにサムスン電子ジャパンの製品サイトもオープンしている。https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-flip/

取材・文/太田百合子

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