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人間は食べ物に関することだけで1日に226.7回の意思決定を下す、米コーネル大学研究

2020.02.16

 人生は選択の連続であり、日々の生活の中で我々は常に選択に迫られている。ある研究では1日の中で我々が行っている意思決定は些細なものまで含めて数千にも及んでいるという。避けては通れない選択において、より良い意思決定をしたいものだが……。

意思決定の“打率”を下げる3つのバイアス

 日々の生活に待ち受ける選択において“全問正解”は不可能だとしても、“正答率”は上げたいと誰しも望んでいるのではないだろうか。そこで米ウェブメディア「Verywell Mind」の記事では、お粗末な意思決定を犯さないために常に意識しておきたい3つのポイントを解説している。

1.アンカリング・バイアス

 最初に与えられた情報に縛られてしてまうバイアスのことをアンカリング・バイアス(anchoring bias)という。

 特に初めて対処することになったジャンルの意思決定においては、最初に知った情報が強い影響力を残すことになる。たとえばこれまでに行われた実験では、参加者は福引きなどで使う抽選器を回して0から100までの数字が記された玉のどれか1つを出した。

 その後、数多いアフリカ大陸の諸国(54カ国)のうちいくつの国が国連に加盟しているのかが参加者に問われたのだが、福引で大きな数の数字を出した者は加盟国の数も多くなり、少ない数を出した者は加盟国の数が少なくなるという顕著な傾向が見られたのである。

 必要に迫られて購入した物品が、後からいろいろ調べてみるともっとお得に買えたと少し後悔することもあるだろう。選択肢を自ら狭めてしまわないようにしたいものだ。

Verywell Mind」より

2.不適切な比較

 比較は文字通り、どの観点に立つかで感じられる価値が異なってくる。欲しかった定価1万円の服が少し遠くの店で7500円で売られていることを知った場合、多くは少し遠くのその店まで行くのではないだろうか。

 しかし近所の自転車店で見かけて欲しくなった10万円の高級自転車が、少し離れたショップで9万7500円で売られていた場合はそのショップまで行くだろうか。もちろんどこで買おうと自由だが、2500円が持つ価値に変わりはないことはよく自覚しなければならないだろう。

3.楽観バイアス

 我々の多くは基本的に楽観的である。金品盗難の被害にあう確率は治安の悪い地域では算出されていたりするが、実際に自分が盗難の被害に遭う確率がどのくらいあるのかと尋ねられた場合、多くは算出されている数字よりもはるかに低い確率を答えるという。多くの人々は心のどこかで「自分だけは大丈夫」と考えているのである。

 この考え方の傾向は「楽観バイアス」と呼ばれ、適切な意思決定の妨げになり得る。この楽観バイアスはこれまでの理解や持論を脅かす新たな情報を拒否したり無視したりする働きもあり、新たな現実への適応を阻むものにもなる。もちろん常に不安に苛まれ疑心暗鬼になる必要もないが、過度の楽観をしていないか時折“自主点検”することが求められているのだろう。

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