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今や20人に1人がネット通販依存症!「衝動買い」や「ヤケ食い」を防ぐ特効薬

2020.02.14

 衝動買いが止められない「買い物依存症」の人々はこれまでにも一定数存在していたのだが、右肩上がりの成長を続けるネット通販市場を背景に“ネット通販依存症”の症状が新たに登場したことを最近の研究が主張している。ネット通販依存症はれっきとした疾患であり、治療の対象として認められなければならないというのだ。

買い物中毒がさらに重症化した“ネット通販依存症”

 アマゾンなどの通販サイトをどのくらいの頻度で利用しているだろうか。ネット通販サイトの充実により、これまでとは比較にならないほどの時間と金額をネット通販に費やしていることは間違いないだろう。そして現代に生きる我々のなんと20人に1人が“ネット通販依存症”であることが最近の研究で報告されている。

 ドイツ・ハノーファー医科大学をはじめとする研究チームが2019年8月に「Comprehensive Psychiatry」で発表した研究では、これまでの買い物依存症と重なる形で“ネット通販依存症(online buying-shopping disorder)”が増え、症状が重症化していることが指摘されている。正式な症状として認められる必要があるというのだ。

 研究チームがネット通販依存症に悩まされている122人の患者を分析したところ、一般の人々よりも高い確率でうつや不安障害を抱えていることが明らかになった。これにより研究チームは、ネット通販サイトとショッピングアプリ、そして宅配便網の充実により、従来型の買い物中依存症の概念にまったく新しい要素が追加されたことを主張している。ネットの普及により買い物依存症が重症化しているのだ。

Daily Mail」より

 ネット通販の利用者数の拡大により、ネットショッピングはますます品揃えを充実させ、価格面でもリアル店舗に対抗できる競争力を持つまでになっている。しかも24時間いつでも買い物ができるのだ。研究チームによれば、これまでは買い物依存症の対象外と考えられていた経済力が低い若者にもネット通販依存症の兆候が見られるということだ。

 買い物依存症は現在のところ単独では疾患として認知されてはいないのだが、それでも「その他特定の衝動をコントロールできない障害」という広いカテゴリーの一部に分類されている。ドイツの研究者たちによると、これには深刻なメンタルヘルスへの悪影響があるという。

 こうしたことから研究チームは買い物依存症がさらに悪化した現象であるネット通販依存症は、治療の対象に含まれる症状として認められる必要があると結論づけている。便利なネットショッピングだけにそこに潜む“落とし穴”にはじゅうぶん留意しなければならない。

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