
残業削減で家族との時間が増えたというビジネスパーソンが出てきている。そんな中、子どもとの食事時間がもっと楽しくなるグッズを紹介しよう。
1.食卓コミュニケーション・トイ「猫舌フーフー」(コンセプトモデル)
東洋製罐グループがこのたび、こんな面白いコンセプトモデルを発表した。「子どもに座ってスムーズにご飯を食べてもらいたい」や「食事に関心を持ってほしい」という親のニーズに応えるために考案されたものだ。
「猫舌フーフー」は、お椀やカップの縁に引っ掛けてスイッチをオンにすると「にゃーにゃー」という可愛らしい鳴き声とともに、温かい飲み物などを「フーフー」して冷ましてくれる猫型のプロダクト。
これは東洋製罐グループの細かなニーズと一人ひとりが抱える課題に技術力を生かす「OPEN UP! PROJECT」の一環となる。
このコンセプトモデルを体験した家庭では、子どもが「猫舌フーフー」に興味を持つことで、ちゃんと自ら席について、ご飯を猫舌フーフーによって冷まして食べるという光景も見られたという。
子どもがなかなか席についてごはんを食べてくれない、ごはんに集中しないことで悩んでいる親は、ぜひ商品化されるのを心待ちにしていよう。
2.「TLI (トライ) 離乳食スタートからずっと使える ステップアップお食事セット」
まだ子どもが小さい場合、離乳食開始時期の5ヵ月頃から使える器などのセットを利用する手もある。
この時期の子どもの食事悩みといえば、お皿をひっくり返すなどしてひと騒ぎになること。このセットには、そうした急なひっくり返しに備え、お皿の底を固定する吸盤が付属している。
付属のぱくぱく期プレートともぐもぐ期ボウルを吸盤の上に置くだけで、テーブルにしっかり固定できる。
その他、約40度以上の熱いものに触れると色が変わるスプーンがついていたり、離乳食を食べやすくするための食器の形状にこだわっていたりと、親のニーズに応えるものとなっている。
まだ子どもが小さい家庭は、こうした便利グッズを取り入れることで、家族みんなが楽しく食事ができそうだ。
3.FUNFAMの竹製食器
CAR'14 PLATE SET(カープレートセット)
出産祝いギフトとしても人気の竹製食器を取り扱う「FUNFAM」というブランドがある。
創業者のYASUYOさんは、自身の出産・子育て経験から、子どもに安心して使わせられる食器を求め、自ら作り出したという。自然素材の竹食器は、出産祝いの品としても喜ばれる。
日本の職人が一つ一つ手作りしており、有名百貨店のベビー売場や、数々の五つ星ホテルのレストランでも使われている食器でもある。
APPLE'14 PLATE SET(アップルプレートセット)
人気は間仕切りで区切られたプレート。クマや車、リンゴ、ねこバスなどの子どもが喜びそうな形状だ。離乳食を盛り付けやすく、油物もツルっと取れて洗いやすいので、後片付けも楽にできる。
子どものための食器でありながらも、親にとってもハッピーになれる食器といえそうだ。
子どもとの食事の機会が増えたと感じている人は、ぜひその時間をもっと有意義に使えるように、こうしたグッズを取り入れてみるのもいいのではないだろうか。
Information
「猫舌フーフー」
https://jp.open-up.tskg-hd.com/ideas/buddycatfufu/
Richell(リッチェル)「TLI (トライ) 離乳食スタートからずっと使える ステップアップお食事セット」
https://akachan.omni7.jp/detail/498006000
FUNFAM
https://shop.funfam.jp/
取材・文/石原亜香利
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