中国のLangogo Technologyが世界最大規模の家電見本市「CES 2020」に初出展し話題になったAIリアルタイム音声翻訳機「Langogo Genesis(ジェネシス)」「Langogo Minutes(ミニッツ)」および「Langogo Summit(サミット)」。
Langogo Technologyは中国・深圳の街に2018年1月に誕生。インターネット技術開発、ソフトウェア開発、通信機器、翻訳およびそれに関連する製品の開発・販売を行なっている。
「CES 2020」に出展されたのは、AIリアルタイム音声翻訳機「Langogo Genesis」「Langogo Minutes」「Langogo Summit」の3モデルで、「Langogo Genesis」には、ストリーミング技術が採用され、お互いの異なる言語を相互にリアルタイムで翻訳し、1秒未満で翻訳結果を表示。
また、104言語の相互翻訳が可能で、1ボタンで双方向翻訳することができる。eSIM技術によって、現地でSIMカードを買わなくても、電源を入れるだけでその地域の最適なネットワークに自動的に接続。さらに、音声録音、リアルタイム文字起こしなどビジネスに役立つ音声認識機能も搭載する。
「Langogo Minutes」は、ノイズキャンセル機能を搭載したデュアルマイクがクリアな集音と104言語に対応したリアルタイムの文字起こしを実現。音声データから素早くテキストデータを生成することも可能だ。また、2.45インチタッチスクリーンを搭載し、104言語のリアルタイム双方向翻訳に対応。多言語・多人数でも、長時間でも、安心して翻訳機能を使用することができるとする。
「Langogo Summit」は、ミラーリング機能によってリアルタイム翻訳のテキストを大画面に出力することができ、国際会議などにも対応可能。対応ワイヤレスヘッドホンとペアリングして同時通訳機能モードを使用することで、ハンズフリーによる自然なコミュニケーションを実現する。
Langogoの翻訳機は、2019年末から日本でも販売・レンタルが順次開始されているので、興味がある人はチェックしてみよう。
関連情報
https://www.langogo.ai/jp
構成/立原尚子
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