人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

消費増税以降、伸びが加速する「中食」サービスと各社の取り組み

2020.02.05

調理済みの食品を持ち帰って食べる『中食』(なかしょく)は共働き世帯の増加などで市場が拡大してきたが、昨年10月の消費税引き上げ以降、伸びが加速している。

宅配も含め税率が8%に据え置かれたことが背景。外食企業などは、店での食事が10%に上がったため持ち帰り専門の店や商品を強化、弁当店やそう菜店は宅配サービスの利用に乗り出し、拡大する需要の取り込みを図っている。

そんな「中食」について、三井住友DSアセットマネジメントがマーケットレポートを公開したので紹介しよう。

消費税引き上げは『中食』の追い風

『中食』とはレストラン等へ出かけて食事をする外食と、家庭内で手作り料理を食べる「内食」の中間にあって、調理済みの市販の弁当やそう菜などを家庭や職場等へ持ちかえって食べる食品のこと。

人口減少が進むなか内食や外食が伸び悩む一方、『中食』は共働き世帯の増加などで市場が拡大してきた。

10月の消費増税後も軽減税率が適用されたことで伸びが加速している。調査会社エヌピーディー・ジャパンによると、2019年10月の外食業態の客数の成長率は、イートインが▲7.6%に対し、テイクアウト・出前は6.1%増。各社は『中食』強化を進めており競争が激化している。

関連企業は『中食』への取り組みを加速

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」が主力のロイヤルホールディングスは、自社ブランドの冷凍食品「ロイヤルデリ」を立ち上げた。

これまでもセントラルキッチンから、高級スーパーなどに冷凍食品を供給してきたが、持ち帰り需要を取り込む。

2019年12月24日開店の二子玉川店では、「ロイヤルデリ」のパイロットショップとしてスープやパスタ、ハンバーグなど25品以上を取り扱っている。

持ち帰り弁当の「ほっともっと」を展開するプレナスは、2019年11月14日に約100店舗の宅配サービスについて20年2月末までに500店を目指すと発表した。

配送代行サービス「出前館」や「ウーバーイーツ」と提携して始めた宅配の導入店舗を拡大する。

『中食』の商品やサービス面での提供力が問われる

『中食』は、共働き世帯の増加など社会構造の変化に加えて、各業態が家庭内料理の代行として消費者ニーズに答えてきたことが市場拡大につながった。

また従来は主要顧客でなかった中高年にも購入層が広がり、欠くことのできない存在になっている。

消費増税は追い風だが、業界の枠を超えた競争は激しさを増すとみられる。

各社はいかに消費者の購入意欲を刺激する商品やサービスを提供できるかが問われる。

※個別銘柄に言及しているが、当該銘柄を推奨するものではない。

関連情報:https://www.smd-am.co.jp/

構成/DIME編集部

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年11月16日(月) 発売

DIME最新号の特別付録は「8.5インチ デジタルメモパッド」!特集は「GoToトラベル完全攻略」「ベストバイ2020」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。