DIME MAGAZINE
10代、20代の頃には無縁だった肌トラブル。ところが30代を過ぎたあたりから、次第にしわやたるみなどが気になってくるもの。中には、実年齢よりもオバさんっぽく見える“オバ見え”に悩む女性も少なくない。
そんな「見た目年齢」に関するアンケート調査がこのほど、30代～50代女性1,020人を対象に行われたので、その結果を紹介していきたい。
“見た目年齢”を気にしている方が圧倒的多数
はじめに、「自分の顔のチャームポイント」を尋ねる調査が行われたところ、6割近くが『目』（58.9％）と回答した。過半数の人が目に自信を持っているようだ。以降『口』（11.1％）、『肌』（9.8％）、『鼻』（8.5％）と続く。
次に、「ご自身の“見た目年齢”は気になりますか？」と尋ねる調査が行われたところ、8割以上が『はい』（82.2％）と回答した。やはり30代以上の女性の多くが“見た目年齢”を気にしているようだ。
“オバ見え”に気づくのはふとした瞬間に
6割の人がチャームポイントに挙げた「目」だが、現在どのような悩みを抱えているのだろうか。
「目や目の周りについて、若い頃にはなかった悩み（複数回答可）」を尋ねる調査が行われたところ、『シワ』（47.9％）という回答が次点の『たるみ』（47.6％）を若干上回り最多となった。
以降『くすみ』（40.9％）、『クマ』（35.3％）、『老眼』（33.0％）、『見えにくくなった』（28.9％）と続く。
具体的なエピソードとしては以下のような体験談が寄せられた。
・スマホ三昧の友人が老眼の仕草をしていて、それを指摘した数日後に自分も同じような仕草をしていて愕然とした（50代／無職／神奈川県）
・不意に鏡に映った自分を見てゾッとする（50代／パート・アルバイト／東京都）
・デパートのエレベーターなど明るい場所で鏡を見ると、クマは目立つし表情が暗くてホントおばさんくさい（30代／会社員／埼玉県）
“オバ見え”の原因は年齢だけ？
シワやたるみなどにお悩みの方が多いことが分かったが、その症状は本当に年齢だけが原因なのだろうか。もしかしたら日頃の生活習慣や健康面が影響を及ぼしているかもしれない。
そこで、「年齢とは別の原因として思い当たるもの（複数回答可）」を尋ねる調査が行われたところ、『睡眠不足』（49.7％）という回答が最も多く、以降『眼疲労』（42.0％）、『視力低下』（36.5％）、『ドライアイ』（26.2％）と続いた。
具体的なエピソードとしては以下のような体験談が寄せられた。
・日の出よりも先に目が覚める（40代／家事手伝い／京都府）
・PCやスマホをする時の老眼鏡使用による疲れ（50代／会社員／新潟県）
・夜、雨の日の運転がしにくい（40代／会社員／栃木県）
・睡眠不足からか鏡を覗いててお婆さんに見えた（50代／会社員／愛知県）
何も対策していない人が意外と多い
目の悩みに対して、美容的・健康的観点でどのような対策をしているのだろうか。
「美容目的で目の悩み軽減のためにしていること」を尋ねる調査が行われたところ、6割近くが『特に何もしていない』（56.8％）と回答した。
続いて、「健康目的で目の悩み軽減のためにしていること」を尋ねる調査が行われたところ、4割以上が『特に何もしていない』（41.7％）と回答した。
何もしていない理由は単純に「めんどうくさい」から？
何もしないままでは“オバ見え”を防ぐどころか、さらに加速する一方だ。
では、なぜ悩みがあるのに何もしないのだろうか。
前問で『特に何もしていない』と回答した人を対象に理由を尋ねる調査が行われたところ、『めんどうくさい』（36.7％）という回答が最も多く、以降『正しいケアの仕方が分からない』（30.4％）、『効果があるか分からない』（22.7％）、『今からやっても遅い』（5.2％）と続いた。
【調査概要：「見た目年齢」に関するアンケート調査】
◆調査期間：2019年11月25日（月）～ 2019年11月26日（火）
◆調査方法：インターネット調査
◆調査人数：1,020人
◆調査対象：全国30代～50代女性
◆モニター提供元：ゼネラルリサーチ
出典元：株式会社アップビート
構成／こじへい
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