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人手不足解消なるか!?年内の実用化に向けて全国で始まった「自動運転バス」の実証実験

2020.01.31

「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)は自動車業界に100年に1度の大変革をもたらすといわれている。

このうち自動運転では技術面、コスト面など課題は残るが、ここにきて『自動運転バス』の始動に向けた実証実験などが相次いでいる。

背景にはバスは定められた路線を走るため自動運転向きである上、運転手の人手不足などからニーズも強いことがあり、今後の動向が注目されている。

そんな「自動運転バス」について三井住友DSアセットマネジメントがマーケットレポートを公開したので紹介しよう。

【ポイント1】政府の対応などを受けて『自動運転バス』が始動

政府は20年に自動運転を実用化する目標を掲げ、19年5月には自動運転の安全基準を定める改正道路運送車両法のほか、改正道路交通法が成立し、自動運転に向けた保安基準は20年4月をめどに施行される見通し。

これにより一定の条件付きで自動運転できる「レベル3」の公道走行の環境が整う。これらを受け国内各地で『自動運転バス』の始動に向けた取り組みが相次いでいる。

背景にはバスは定められた路線を走るため自動運転向きで、運転手の人手不足や地方の赤字路線での導入など『自動運転バス』のニーズが高いことなどがある。

また始動に向けて企業の技術開発も加速している。

【ポイント2】『自動運転バス』の実証実験が相次ぐ

群馬大学と前橋市、日本中央バス(前橋市)は1月11日、公道でドライバーが乗車する「レベル2」の『自動運転バス』の実験を始めた。

2月下旬には全国で初めてバス2台を同時運行して遠隔監視も検証。群馬大学などは18年12月から19年3月末まで、営業路線で運賃を徴収する『自動運転バス』の実験を全国で初めて実施している。

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)とグループの大阪シティバスは19年12月、人工島・夢洲など大阪湾岸エリアで、『自動運転バス』の実証実験を始めると発表した。

走行性能や信号との連動性などを確認し、20年度内の実用化を目指す。25年に開く大阪・関西万博の会場で、会期中の移動手段としての活用も考えられている。

【今後の展開】官民一体の取り組みが求められる

今年から国内で始まる予定の『自動運転バス』の実用化を控え、企業のサービスや技術開発競争も活発になっている。

綜合警備保障(ALSOK)は車両の内外での見守り技術を開発し、オムロンは運行管理の実験を始めた。高齢化が世界で最も早い日本で、その対策にもなる『自動運転バス』など自動運転で官民一体となった取り組みなどにより、世界をリードしていけるか注目される。

※個別銘柄に言及しているが、当該銘柄を推奨するものではない。

関連情報:https://www.smd-am.co.jp/

構成/DIME編集部

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