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子どもの頃の楽しい思い出が経済的な成功を収めるカギになる?

2020.01.31

 慌ただしい生活の中にあっても、楽しかった懐かしい思い出に浸ると暫し心が癒されるのではないだろうか。最近の研究では、ノスタルジックな思い出にたびたび浸る者ほど、財政面でリスクが取れて成功により近づくことが報告されている。

家族と過ごした楽しい思い出が経済的成功の鍵に?

 ひと頃では考えられなかった“マイナス金利”もすっかり定着してしまった感もあり、日本経済の閉塞感はかつてないほど高まっている。経営でも投資でも、できる限り堅実・確実な方法が求められ、学生の就職先も経済的安定性がまず第一に考慮されて選ばれるのが常だ。

 社会の閉塞感がますます進む中、失敗を恐れずに大胆にリスクを取る行動はどこから生まれるのだろうか。

 シンガポール・ナンヤン工科大学をはじめとする合同研究チームが2018年10月に「Personality and Social Psychology Bulletin」で発表した研究では、子どもの頃の楽しかった懐かしい思い出が、財政面での大胆な行動を後押しすることを報告している。

Society for Personality and Social Psychology」より

 研究で行われた1つの調査では、アメリカの事業経営者たちに話を聞き、普段の生活の中でノスタルジーをどのくらいの頻度で経験するのかについて質問し、また経営と投資の戦略についても詳しく聞き出した。

 経営者たちの話を分析したところ、懐かしさをより頻繁に経験している経営者は、会社の目標を達成するために大胆で幅広い方面に及ぶ行動を取るなど、よりリスクの高い戦略を採用して事業を運営している傾向が浮き彫りになった。

 また別の調査では、過去の懐かしい出来事を思い出した参加者は、単なる特定の時点の過去の出来事を思い出した者よりも、投資においてより高リターン高リスクの行動に出る傾向があることも明らかになった。

 この研究で定義されたノスタルジア(郷愁)は子ども時代の家族旅行など、主に親兄弟と過ごした懐かしい思い出であり、そうした思い出によって“守られている”感覚が呼び起されるために、財政面でリスクを取ることを恐れなくなると研究チームは説明している。したがってロマンチックな思い出や、友だちと過ごした楽しい思い出ではまた事情が異なってくるのかもしれない。ともあれ幼少時代に親に楽しい思い出を多く作ってもらったビジネスパーソンはそれだけ成功しやすいといえるのかもしれない。

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