ファミリーカーの枠を超えた完成度の高いユーティリティーカー
エンジンルーム
パワーユニットは直列4気筒1.4Lのガソリンターボ、2.0Lのディーゼルターボの2本立て。ディーゼルは4輪駆動、ガソリン車はFF。
運転席と各種装備
中央と左右にあるエアアウトレットはジェットエンジンのタービンを模したデザイン。ナビのモニターはこの位置に固定されている。
シートスペース
座席のレザーは黒が基本。写真はAMGレザーエクスクルーシブパッケージに用意されているクラシックレッド/ブラックの本革。
ラゲージスペース
ラゲージの奥行きは約800mm、左右幅は約1050mm、手前のごく一部が約1260mm。バンパーとの段差はなく、背もたれは3分割される。
【ココがポイント!】初心者でも安心!緊急時サービスも充実
フロントウインドウの上には、24時間緊急サービスの通報用ボタンがある。このボタンを押すか、事故を検知すると自動でコールセンターとつながり、車両の位置情報を報告する。
【ココがポイント!】マウスパッドのように各種操作できる!
センターコンソールのタッチパッドを使って、セレクト、スクリーン、スワイプ、拡大などの操作ができる。また「ハイ、メルセデス」と呼びかけると音声操作も可能。
2台とも全体的にバランスの取れたお買い得モデル
[運転性能]1.4Lのターボエンジンは2500回転あたりから唸り音が高まる。Sモードにするとスポーティーな走りが楽しめる。17点
[居住性]前後席とも圧迫感はなくファミリーユースとしては合格。後席の背もたれも3分割できるので使い勝手がいい。19点
[装備の充実度]マルチメディアシステムや最上級の『Sクラス』と同等に近い安全運転支援システムを搭載しておりかなり充実。18点
[デザイン]これまでのメルセデスのクルマとは違い、エッジやキャラクターラインを大幅に減らしたデザインは柔らかい印象。18点
[爽快感]その気になればパドルシフト+スポーツモードで走りを楽しめる。ただし太めのタイヤで乗り心地に難点あり。17点
[評価点数]89点
文/石川真禧照