焦点距離120mmから300mmまでF値2.8でカバーするニコンの大口径望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」
2020.01.26
ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の大口径望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」を2月に発売する。希望小売価格は1,393,700円(税込)。
「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」は、FXフォーマットで120mmから300mmまでの焦点距離を、明るい開放F値2.8一定でカバーする望遠ズームレンズ。ズーム全域において、優れた光学性能、高い手ブレ補正効果とAF性能を発揮し、望遠域における様々な撮影の機会を拡大する。
光学系には、EDレンズ1 枚、蛍石レンズ2枚に加えて、新開発のSRレンズ(SR:Short-wavelength Refractive)1枚を採用し、優れた光学性能を実現。SRレンズには短い波長の光を大きく屈折させる特性を持つ特殊高分散ガラスを使用し、色収差を大幅に抑えた描写を可能にした。
また、ニコン独自のレンズ反射防止コーティング「ナノクリスタルコート」に加え、NIKKOR Fレンズにおいて初めて「アルネオコート」を採用したことにより、可視光全域で安定した超低反射率を実現。入射光に起因するゴースト、フレアを極めて効果的に低減し、光源が画面内にある場合でも抜けの良いクリアーな画像を得ることができる。。
ズーム全域で開放F値2.8一定の大口径レンズで、室内など光量の少ない場所でも、速いシャッタースピードで撮影できるため、手ブレや被写体ブレを抑えることが可能。また、ピント面の高い解像力と美しいボケ味も実現する。
さらに、手ブレ補正効果4.0段のVR機構も搭載し、撮影時のファインダー像を安定させる「SPORT」モードは動きの変化が激しい被写体も追いやすく、スポーツシーンでの撮影に最適。モーターの駆動制御アルゴリズムを強化したことにより、急激な速度変化のある被写体へのAF追従性能も向上している。
もちろん、操作性にもこだわり、確実で素早いピント合わせを可能にするフォーカス作動ボタンを4か所に配置。
防塵・防滴に配慮し、埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分をはじめとする随所に施しているうえ、レンズ最前面にはフッ素コートを採用し、高い防汚性能も確保している。
寸法は約128mm(最大径)× 303.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、質量は約3250g。
製品情報
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/af-s_nikkor_120-300mm_f28e_fl_ed_sr_vr/
構成/立原尚子
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