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ビジネスパーソンの5人に1人が「貯金ゼロ」のリアル

2020.01.27

老後に2000万円が必要といわれるこのご時世。お金は貯めておくに越したことはない。かといって、出費を抑えることばかり考えて生きていてもつまらない。

豊かな暮らしと将来の蓄え……この2つを実現すべく資産運用を考えている人は多いだろうが、実際のところ、世のビジネスパーソンはどんな資産運用をしているのだろうか?

そこで今回、株式会社じぶん銀行による全国のビジネスパーソン男女500名を対象にした「資産運用」に関するwebアンケートが実施されたので、その結果を紹介していきたい。

2020年、目標貯蓄額は「100万円以上200万円未満」という回答が最多

年始には毎年、目標を設定する人が多いもの。今年は2020年と節目のタイミングのため、よりこうした傾向は強いと考えられる。

そこで、目標の一つとして、2020年の1年間で目標とする貯蓄額を尋ねる調査が行われた。

結果、最も回答数が多かったのは、「100万円以上200万円未満(26.6%)」、続いて多かったのは、「50万円以上100万円未満(24.2%)」だった。中には1,000万円以上貯めたいと思っている人(4.6%)もおり、節目の年だけあって、それなりにお金を貯めたいと考えている人が多いということがわかった。

また、貯蓄の理由を尋ねる調査が行われたところ、半数近くが回答したのは「老後資金(47.4%)」。続いて、「旅行(32.7%)」「趣味(29.4%)」だった。

昨年は特に「老後2000万円問題」が大きく話題となったこともあってか、老後に資金が必要、という認識はこれまで以上に浸透しているようだ。

それ以外にも1年という短いスパンでの目標のためか「旅行(32.7%)」や「趣味(29.4%)」のために貯蓄したい、という回答も多く見られた。

10年後の目標貯蓄額「1,000万円以上3,000万円未満」と回答した人が25%

2020年の目標に加えて10年後の2030年までの目標貯蓄額についても尋ねる調査が行われた。

最も多かったのは、「1,000万円以上3,000万円未満」。まさに2,000万円前後が必要・貯めなければならないという認識を持っている人は多いようだ。また、3億円以上というかなりの高額な目標の方も1.6%いた。

さらに、貯蓄の理由についても質問が投げかけられた。2020年の1年間に貯蓄したい理由と同様に、「老後資金(58.5%)」と回答した人が最も多いという結果になった。

続いて、「怪我や病気の備え(31.7%)」が多く、10年という単位だと、将来に対する不安から貯蓄が必要、と考える傾向がより強まるようだ。

年100万・10年で1000万という目標はあれど……ビジネスパーソンの約5人に1人が現在貯蓄ゼロ

2020年1年で100万~200万、10年で1000万~3000万貯めたい人が最多という中、現時点での貯蓄額を尋ねる調査が行われたところ、最も多かったのは「貯蓄ゼロ(17.4%)」。

続いて多かったのが、「10万円以上50万円未満(14.4%)」だった。「老後のためにこのくらい貯めたい・必要だ」という認識を持っている人が多い一方で、現時点では貯蓄出来ていない人が少なくないということがわかった。

例えば、ほぼ0から始めて10年間で1,000万円の資産を形成しようとすると、月に約8.5万円を貯蓄に回していく必要がある。

話題の“2,000万”にもなると、約17万必要だ。月17万もの貯蓄をし続けるのはかなりの収入がないと困難なため、立てた目標を達成するためには、資産運用を検討する必要がある、と言えそうだ。

ビジネスパーソンの37.6%が資産運用を行っている。「株式」「投資信託」が人気

人生100年時代と言われ出して以降、年々資産運用に対する注目が集まっていると言われているが、実際に資産運用を行っている人はどの程度いるのか調査が行われた。

その結果、37.6%が現在資産運用をしているということが分かった。どういった商品で運用を行っているか尋ねる調査が行われたところ、最も多かったのは「株式(55.3%)」。続いて、「投資信託(47.9%)」「定期預金(39.4%)」という結果になった。

現在資産運用を行っていない人でも、約半数は、興味を持っている

62.4%の人が資産運用を行っていないことが明らかになったが、資産運用に興味があるかどうか尋ねる調査が行われたところ、約半数の人が興味は持っているということがわかった。

興味を持ちながらも手を出せていない理由を探るべく、資産運用のイメージを尋ねる調査が行われたところ、「リスクがある(68.9%)」「知識がないと失敗する(68.3%)」「難しい(33.3%)」といった、ネガティブな印象に多くの票が集まった。

「楽しい」と回答した人については、現在資産運用をしていない人についてはわずか2.2%であったのに対し、現在資産運用をしている人に同じ質問をしてみると5人に1人は「楽しい」と回答した。リスクに不安を感じる人が多いものの、一度やってみると楽しみながらやれている人も一定数いるということがわかった。

2020年に始めたい資産運用は「株式」「定期預金」「NISA」

「2020年に始めたい資産運用商品」を尋ねる調査が行われたところ、「株式(36.0%)」が最も高い割合を占め、2番目に多かった「定期預金(25.4%)」に10ポイント以上の差をつけた。

続いて、最近よく聞かれるようになった「NISA(20.2%)」「投資信託(16.6%)」「iDeco・確定拠出年金(16.4%)」だった。未だ、定期預金は根強い人気と言えるが、貯蓄から投資の流れが伺える結果になったと言える。

年収が高い人ほど、資産運用を行っている人の割合が高い

資産形成状況と資産運用経験の有無の相関を探るために、資産運用経験の有無を年収別に比較する調査が行われた。

年収「200万円~400万円未満」、「400万円以上~600万円未満」、「600万円以上」で比べたところ、年収が高くなるほど資産運用を行っている割合が高くなるという事実が明らかになった。

また、「資産運用を行っていない」と回答した人を、年齢別に細分化してみる調査が行われたところ、20代・30代・40代のいずれにおいても、やはり「200万円以上~400万円未満」の割合が最も高いという結果になった。
 

投資は余裕資金が大前提というだけに、“資産運用イコールまとまった資金が必要“とのイメージが先行しているかもしれないが、積立投資信託やミニ株と呼ばれる単元未満株であれば、数百円単位で行えるものもある。

資産形成の為の資産運用だから、今まとまった資産がないから投資をしない。となっては本末転倒といえる。無理なくコツコツ増やしていく、という考え方で今出来る方法を検討してみるとよいかもしれない。

お金を上手に使いそうなタレントランキング

最後に、お金を上手に使いそうだと思うタレントについて尋ねる調査が行われたところ、1位は指原莉乃(15.0%)、2位は大泉洋(13.4%)、3位は北川景子(9.8%)という結果になった。

バラエティ番組での軽快なトークや切り返しなどで、頭の回転が早い印象のある指原莉乃、大泉洋が票を集めた。北川景子も堅実でしっかりとした印象から、3位にランクインした。トップ5を見てみると、5人中4人が女性という結果になった。

1位:指原莉乃(15.0%)
2位:大泉洋(13.4%)
3位:北川景子(9.8%)
4位:新垣結衣(8.6%)
5位:綾瀬はるか(6.0%)

また、選んだ理由についてもアンケートが実施された。

■1位:指原莉乃

「頭が良さそう(東京都・49歳女性)」
「稼いで貯金していると言っていた(長野県・29歳女性)」
「情報収集がうまそう(埼玉県・35歳男性)」
「何でも上手くこなせそうだから(栃木県・49歳男性)」
「いろいろ大変な思いをして、今の地位にあるように感じるから(宮崎県・47歳女性)」

■2位:大泉洋

「堅実なお金の使い方をしそうだから(東京都・33歳男性)
「どんな事でも細かく、こだわりそう(京都府・44歳男性)
「何となく溜め込んでいそうなイメージ。派手な雰囲気がしないから(東京都・32女性)」

■3位:北川景子

「地に足がついていて、堅実そう (山形県・44歳女性)」
「顔も頭もいいパーフェクトな印象(神奈川県・39歳・男性)」
「意志と決断力があって浪費をしなさそうだし、必要な部分には惜しまず使えそうだから(京都府・26歳女性)」

<調査概要>
・調査テーマ:資産運用に関するアンケート
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:全国のビジネスパーソン男女500名(20代~40代)
・調査実施日:2019年12月17日~2019年12月20日
・調査主体 :株式会社じぶん銀行

出典元:株式会社じぶん銀行

構成/こじへい

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