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マンションを買うなら新築よりもリノベーション済みの中古がお得なワケ

2020.01.25

首都圏では「新築マンションよりも中古マンションの方が売れる」という現象が2016年以降、3年連続で続いている。その主な理由は、中古マンションの方が安いからということもあるが、メリットはそれだけにとどまらない。なぜ今、中古マンション、さらにはリノベーション済み物件が人気なのか。2人の専門家に聞いた。

人気の理由は「プロにお任せできる」から

中古マンションのリノベーションには、大きく分けて2つのタイプがある。1つは「自由設計」で、マンションを買った人が内装や間取りを自分好みに設計し、自分で業者などに依頼して工事などを行うもの。つまり、「自分でリノベーションする」タイプだ。もう1つの「買取再販(かいとりさいはん)」は不動産業者が中古マンションを買い取り、間取りの改善などをしてから販売するタイプ。いわば「プロがリノベーションする」マンションだ。

中古マンションの人気が上がったのは、この「買取再販」が増え、市場に多く流通するようになったことが大きいのでは、一般社団法人リノベーション協議会の武部裕行さんは話す。

「以前、中古マンションは現状での販売が主流でした。安く購入できる反面、経年劣化していたり、多くは居住中に販売されていたりして、一般の人が見て『住みたい』とは考え難いものでした。自分好みの家を作れるということで、一部のクリエイターやメディア関係者など、こだわりのある人に中古マンションのリノベーションが好まれていましたが、自分で内装などを考えなければならず、『リノベーションはハードルが高い』というイメージがありました。

約15年ほど前から、買取再販タイプ、いわゆる『リノベーション済みマンション(以下、リノベマンション)』が徐々に増えたことで、中古マンションは一般の方にも身近な選択肢になりました」

武部さんが務めるリノベーション協議会が発足した2009年、加盟社数は約100社だったが、それから10年たった現在は約1000社にまで増加。マンションの買取再販を専門とする事業者だけでなく、大手不動産会社なども加わり、リノベマンション業界はますます盛り上がっている。

一般社団法人 リノベーション協議会
本部事務局 次長
武部裕行さん

リノベーションとリフォームの違い

リクルート住まいカンパニーが行なった「リノベーション・DIY調査」(住居の購入または建築を検討している20〜69歳の男女1328人が対象。2014年9月)によると、「リノベーション」という言葉を知っている人は95.0%。

では、リノベーションの定義とは? リフォームとはどう違うのだろうか?

「実際のところは明確な定義がなく事業者によって表現が異なるのですが、リノベーション協議会では、古くなった設備などを原状回復することをリフォーム、築年数や工事の規模にかかわらず現代のライフスタイルや暮らしに合わせて、新たな機能や価値をプラスするのがリノベーションと考えています」(武部さん)

単に最新式に変更するだけがリノベーションではない。例えば、古民家やレトロなマンションでは、その雰囲気を残しつつ、水周りだけを更新するなどの場合がある。こういった改修工事もれっきとしたリノベーションなのだ。

出典:リノベーション協議会HP

リノベ物件は安い、しかも資産価値が下がらない

リノベマンションを含む中古マンションの魅力といえばまず、新築よりも購入価格を抑えられるということ。しかし、価格面のメリットはこれだけではない。

新築マンションの資産価値は、年月とともに目減りするのが当たり前。購入後20〜30年経てば、ほぼ半額程度まで価値が下がることも珍しくない。しかし一般的に、マンションの資産価値は一定期間を経過した後はほとんど下がらなくなる。例えば築25年のリノベマンションを購入して数年後に売却する場合、購入額と売却額にさほど差がない可能性もあるのだ。

「最近は、ただ安いという理由だけではなく、このような資産価値を踏まえ、経済合理性をもとに判断して中古マンションを選ぶ方が増えているのではないでしょうか」(武部さん)

出典:リノベーション協議会HP

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