
現金代わりに支払えるなど、ポイントの活用方法は実に様々。日々使っているサービスでも〝使い道〟の詳細を知らない人も多いのでは!? そこで以下にまとめた情報を参考にして、ポイントを使い倒してほしい。
日々の買い物や食事で現金の代わりにポイントを使うなら、スマホ決済とともに電子マネーにも対応しているほうがいいだろう。なぜなら『Suica』『Edy』『iD』といった電子マネーにしか対応していない店舗が、まだまだ多いからだ。
その点でいえば『iPhone』ユーザーに限られるが、ポイントを『モバイルSuica』にチャージでき、『iD』払いにも利用可能な『メルペイ』はかなり魅力的。使えないキャッシュレス対応店を見つけるほうが難しいくらいだ。電子マネーでのポイント活用には『楽天ペイ』『LINE Pay』『d払い』も対応。それぞれ、『楽天Edy』『QUICPay+』(Android版の端末)『iD』にチャージして使える。
電子マネーの決済に非対応だが、加盟店が多い『PayPay』も、日々の支払いでポイントを利用したい人向き。リアル店舗のほか、Yahoo!ショッピングやヤフオクの支払いにも充当できる。ポイントを利用できる独自サービスの充実度では『au PAY』も負けてない。家族間でシェアできる強みもある。
こうした各社で異なる貯めたポイントの利用先を見比べながら、メインで使うスマホ決済を改めて考え直してもいいかもしれない。
PayPayの強みは?
170万店超の加盟店での支払いに、ポイントを利用できるのが強み。Yahoo!関連サービスにも使えるほか、ソフトバンクとY!mobileの携帯電話料金にも充当できる。なお『PayPay』のポイントは、主に買い物で還元されるPayPayボーナスと、Yahoo!会員特典などで付与されるPayPayボーナスライトの2種類があり、ともに送金や出金(現金化)には非対応。前者は無期限、後者は付与から60日まで有効だ。これらはPayPay残高として扱われ、有効期限のあるPayPayボーナスライトから自動的に優先して使われる仕組み。
取材・文/房野麻子
※表の内容は2019年12月1日時点のもの
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