
3Dプリントビギナーにイチオシしたいのが『ダヴィンチ Jr. Pro X+』。ABSフィラメントが使用可能でき、レーザー刻印や金属系PLAフィラメント機能拡張もできる優れもの。しかも価格は89,800円(税抜・送料込)と本格的な3Dプリンターにしては破格だ。
小型3Dプリンター「ダヴィンチ Jr. Pro X+」
3Dプリンター「ダヴィンチ Jr.Pro X+」は、本体サイズが420×430×380mmのコンパクトボディかつフルカバータイプの3Dプリンターでありながら、最大造形サイズは175×175×175mmと大きく設計されている。
同じ本体サイズの「ダヴィンチJr.シリーズ」の他機種(最大造形サイズ150×150×150mm)より造形サイズは体積比で約158%大型化された。性能が向上した点として、加熱式プラットフォームを搭載しABSフィラメントも使用可能。さらにオープンフィラメント方式を採用しており他社製フィラメントも使用できる。エクストルーダーには2つの冷却ファンを搭載し、造形しながら効率的に冷却を行うことで従来製品よりプリント精度が向上した。
なお、オプションパーツの高硬度エクストルーダーを装着することで金属を含有した特殊なPLAフィラメントである「メタリックPLA」や「カーボンPLA」が使用可能になり、レーザーモジュールを装着すれば革・木材・厚紙・プラスチックなどへのレーザー刻印も可能になるなど、機能の拡張も用意されている。
構成/ino