
四輪駆動によるパワフルな走りと「グレードアップパーツ」による改造の奥深さで、1980年代後半と1990年代後半に小中学生を中心に社会現象にもなった人気レーシングホビーの「ミニ四駆」。現在は、小中学生だけでなく80年代から90年代に熱狂した親世代も巻き込んで再びブームを起こしている。そんな「ミニ四駆」の世界をゲームアプリで再現したのがバンダイナムコエンターテインメントが配信している『ミニ四駆 超速グランプリ』だ。
ミニ四駆をリアルに再現!改造やチューンアップの楽しみも完全再現!
プレーヤーは「ミニ四駆」をカスタマイズして様々なレースに参戦しながら最速のマシン作りを目指す。登場する車体やパーツは、「ミニ四駆」の発売元であるタミヤと人気雑誌『コロコロアニキ』による完全監修によって実在の製品がリアルに再現されており、軽量化や耐久性を上げる改造なども行なうことができる。「ミニ四駆」マシンの改造にフォーカスした作りになっており、レース中はマシンの走りを観戦するだけなので、レースゲームが苦手な人も楽しめる。プレーしてみると改造する時に本物の「ミニ四駆」の知識を生かすことができたり、マシンをサーキットで走らせる時に見守るだけなところなどリアルに再現しているのが大きな魅力だ。今回はゲーム序盤を中心に紹介していこう。
オープニングには、かつての「ミニ四駆」ファンをイメージした実写ムービーが流れ、気分が上がります。
ゲーム序盤は、「シャーシちゃん」によるチュートリアルが進行。最初にチュートリアルを遊べば、ゲームをすぐ理解できるはず。
ゲームを始めると「アバンテJr.」、「ダッシュ1号皇帝」、「マグナムセイバー」の3台のマシンから1台を選ぶことができる。世代によって好みのマシンがあるはずだが、今回は「アバンテJr.」を選択。さらにプレーヤーはレーサーネームとマシン名などを決めることができる。マシンは「ボディ」、「モーター」、「ギヤ」、「タイヤ」、「ステー」、「ローラー」など「ミニ四駆」でおなじみの「グレードアップパーツ」を装着することでマシン性能を上げることが可能。各パーツは改造して強化していくこともでき、それによってスキルや能力をアップさせていくことができる。パーツの組み合わせによって走りが変わるので、サーキットの特徴によってセッティングを変えていくところもリアルだ。
懐かしの「アバンテJr.」を選択。製品パッケージも再現されており、開封すると組み立てのムービーが流れる。ゲームを進めていくと他のマシンを入手できるチャンスもある。
「ホーム」には自分のマシンが表示される。最初はノーマルの状態だが、改造や装着したパーツを再現してくれるのが嬉しい。
「マシンセッティング」では装着されているパーツごとに表示。この画面でパーツの付け替えや改造・強化ができる。改造したマシンをテストしたりデータをみたりしながらセッティングをしていく。
パーツを改造する時はムービーで改造の様子が見られる。本当にパーツを改造している気分になれる!?
パーツの改造には成功率があり、「イイ感じ!」、「職人技」、「至高の逸品」の3種類により能力が上がっていく。
「肉抜き」や「メッシュ加工」や「カラーリング」などでボディの外装を変えることもでき、自分だけの「ミニ四駆」マシンを作り上げることも可能だ。改造すれば「ホーム」に表示されるマシンも変化する。
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