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昨秋の増税後20代男女の3人に1人以上が「キャッシュレス決済が増えた」

2020.01.20

昨年10月に消費税10%が始まった。それと同時にキャッシュレス決済ポイント還元事業もスタートした。この2つの出来事は、私たち消費者の生活にどのような変化をもたらしたのだろうか?

そこで今回、株式会社プラネットによる4,000人を対象にした「消費増税と日用品」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

消費増税前、日用品の買いだめをしたあなたは多数派? 少数派?

まずは、増税前に日用品の買いだめをしたかどうか尋ねる調査が行われた(表1)。すると、日用品の買いだめ・まとめ買いを「した」人は約3割。実際に買いだめをした人は少数派のようだ。

ただし、女性ではより高く、約4割。さらに職業別では「専業主婦/主夫」で突出し、4割を超えた。家計に敏感な主婦/主夫は買いだめに積極的だったようだ。

次に、消費増税後、日用品の支出増をどの程度実感しているか尋ねる調査が行われたところ、“感じる”計は半数以下で、実感のない人のほうが上回った(表2)。

調査を実施したのは、増税から2か月弱の11月下旬。まだ増税の影響を痛感するには早かったかもしれない。

ただし性年代別では違いがあり、特に女性では40代をピークに“感じる”計が高くなっていた。一方、男女ともに高齢層ほど“感じる”計が低く、実感の少ない人が多いようだ。

1989年のスタート以来、消費税の税率アップは今回で三度目。年代が高いほど“免疫”があるのかも知れない。

増税前、6割が買っていた“買いだめ1位”の日用品は……

増税前、どんな日用品を買いだめしたかを尋ねる調査が行われたところ、1位は「トイレットペーパー」、次いで「シャンプー・リンス類」、「ボックスティッシュ」の順。「トイレットペーパー」は6割を超え、女性では7割近くに達した(表3)。

男女別ではほとんどの項目で女性のほうが高く、特に男女差が大きかったのが「衣料用洗剤・柔軟剤」と「化粧水・スキンケア用品」。また、表には出ていないものの、その他の自由回答で目立っていたのが、オムツやペットフード・ペット用品だった。

一方、買いだめしなかったものの、増税後「買っておけばよかった」と思った日用品を尋ねる調査が行われたところ、1位・3位は買いだめをしたものと同じく「トイレットペーパー」と「ボックスティッシュ」。2位には、買いだめをしたものでは10位に「医薬品」が浮上した(表4)。

スーパーやドラッグストアで、キャッシュレスの利用は増えた?

消費増税と同時に、キャッシュレス決済ポイント還元事業も始まった。そこで、増税前に比べ、スーパーやドラッグストアで買い物をするときにキャッシュレスでの支払いやポイントカードの利用が増えたかを、ツール別に尋ねる調査が行われた。

個別の結果では、【クレジットカード】は「増税前も増税後も、同程度によく利用している」が半数を占め、最もよく利用されていた。

対照的に、【スマホ決済・QRコード決済】は「増税前も増税後も、利用していない」が6割以上で、利用率は低くなっている。

“増えた”計は、【電子マネー】で2割、【クレジットカード】と【スマホ決済・QRコード決済】では2割を超えた。いずれのツールカテゴリでも、増税後に利用は増えており、キャッシュレス還元の影響と考えられそうだ(表5)。

20代男女では3人に1人以上がキャッシュレス決済が“増えた”

表5の結果を性年代別に見ていきたい(表6)。男女別では、いずれのツールカテゴリでも、“増えた”計は、女性のほうが上回っていた。

一方、男性は【共通ポイントカード】以外では、「増税前も増税後も、同程度によく利用している」が女性より高くなっている。男性はもともと女性に比べて“キャッシュレス派”が多いと考えられ、女性は増税後にキャッシュレス化がより進んだようだ。

年代別では、【クレジットカード】は年代が高いほど、【スマホ決済・QRコード決済】は年代が低いほど、利用率が高くなっていた。

年代によるギャップは【スマホ決済・QRコード決済】で特に顕著。70代以上では男女ともに「増税前も増税後も、利用していない」が7割を超えているのに対し、20代の女性で半数、男性では半数以上が利用している。

さらに“増えた”計に注目すると、【クレジットカード】以外では若年層でより高く、増税後、若者の間にキャッシュレス化が広がったようだ。

特に【スマホ決済・QRコード決済】は、男女ともに20代で“増えた”計が3人に1人以上。スマホに慣れ親しんでいること、電子マネーへの抵抗が低いことなどが理由として考えられる。

たかが2%、されど2%……じわじわ実感する、増税と日用品にまつわるエピソード

最後に、消費増税後の買い物術や増税の実感などについて尋ねる調査が行われた。

増税率は小さいものの、「ボディブローのように効いてくる」など、じわじわと実感している様子。

安価なアイテムに変えたりキャッシュレスを利用したり、買い方や使い方を見直している人もいるようだ。

2020年6月にはキャッシュレス還元も終了。本当の影響が出るのはそれから、という声もあった。2020年もさまざまな工夫をして、消費税10%時代を賢く生きたいところだ。

■消費増税後、日用品の買い物や使い方

【ひしひしと…実感!】

● 支払い金額があっという間に1000円を超える。以前の感覚とは全然違う。(女性・50代)
● たった2%だけれど、ボディブローのように効いてくる。特に紙類(トイレットペーパーなど)。(男性・50代)
● 医薬品も増税されたのは厳しい。食料品と同様に軽減税率の対象にしてほしかった。(男性・30代)
● 食品の税率は8%なのに、猫のおやつの税率が10%に上昇したので腹が立った。(男性・40代)
● オムツやおしりふき、ウェットティッシュなど、子どものために必ず必要なものも10%に増税されたため、レシートを見るとゾッとします。(女性・20代)

【増税対策・買い物術】

● ボックスティッシュを詰め替え用に変えました。トイレットペーパーもダブルではなくシングルを購入するようにしました。(女性・50代)
● トイレットペーパー、洗剤などは環境や肌に優しく気に入った高値のものを使っていたが、ある程度肌に優しく問題のない安価なものに変えた。(女性・20代)
● 今までメーカー品を使っていた台所洗剤やトイレ用洗剤や消臭剤を、PB商品に変更しました。(男性・60代)
● 増税前はマスクを毎日交換していたが、増税後は2日に1回に。衣類用洗剤、入浴剤を適量より少なめに使用。たかが2%だけれど、積み重なれば、されど2%。(男性・60代)

【進む、キャッシュレス化】

● 購入量に変化はないが、少額の日用品でもクレジットカードや電子マネーを使うようになった。(男性・40代)
● 今まで現金決済しかしていなかった妻が、クレジットカード払いやEdyなどを使い始めました。(男性・40代)
● 買い物をする前に、キャッシュレス還元対応のお店か確認するようになった。(男性・40代)
● 増税後のキャッシュレス還元の期間が終わる頃に本当の駆け込み需要が出てくると思う。(女性・30代)

【便乗値上げ? 実質値上げ?】

● 増税後、2%以上値上がりしている“便乗値上げ”が多くみられる。特にキッチン用品、乳製品、飲料、冷凍食品、調味料が多い。これまでの銘柄にこだわることなく、安いものを選ぶようになった。(男性・40代)
● 増税して原材料が値上がりしたせいか、全体的に日用品が高くなったと感じる。(女性・30代)
● 価格が変わらなくても量が減っているものがあるので、気をつけています。(女性・30代)

<調査概要>
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「消費増税と日用品」に関する意識調査を実施。
期間:2019年11月25日~28日、インターネットで4,000人から回答を得ている。

出典元:株式会社プラネット

構成/こじへい

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