
現代の若手ビジネスパーソンは会社に何を求めているのか? 今回マイナビジョブ20'sが1,222人に聞いた『20代の理想の働き方と現実の働き方に関するギャップ調査』により、多くの20代が現在の実態と理想のギャップが大きいと感じていることが判明した。
20代が仕事で感じる理想と現実のギャップ
現在(もしくは前職)で一年間に取得した有給休暇の日数と理想的な一年間の有給休暇取得日数を教えてください。(単一回答)
有給休暇取得日数に関して、多くの20代が現在の実態と理想のギャップが大きいと感じているという結果となった。今回のアンケート実施時期において、約半数の人が現在(もしくは前職)の有給休暇取得日数が5日以下という回答となり、その内取得日数が0日の人が278人(22.7%)と5人に1人以上が有給休暇を取得できていなかった。
働き方改革関連法により年5日以上の有給休暇取得の義務化が定められていたが、多くの20代が今回の調査時点(2019年1月~5月)では有給休暇取得が厳しい状況という結果だった。
現在(もしくは前職)の企業に当てはまる社風とあなたが理想的と思える企業の社風を教えてください。(複数回答)
理想的な社風で多くあがった回答としては「成果主義」「個人主義」といった競争や挑戦をイメージする社風よりも、「チームワーク」「安定志向」「フランク」といった安定していてチームで協力していく社風を理想とする傾向がみられた。転職活動においては挑戦や競争を求めるよりも、より働きやすい環境を求めて転職活動を行う20代が多く見受けられる。
「20代の理想の働き方と現実の働き方のギャップに関する調査」概要
調査方法/面談に来社いただいた際にアンケートを実施
有効回答数/1,222名(20~29歳の男女、既卒未就業者を除く)
構成/ino
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